Aぇ! groupの佐野晶哉が21日、都内で行われたアニメーション映画『ヨウゼン』の公開記念初日舞台あいさつに増田俊樹、沢城みゆき、夏絵ココとともに登壇した。

『白蛇：縁起』『ナタ転生』で知られる中国のアニメスタジオ・追光動画とチャオ・ジー監督がタッグを組み、中国の古典小説『封神演義』に登場するヨウゼンを主人公に描いた長編アニメ作品。佐野は金霞洞の仙人・玉鼎真人の門下で、九転玄功などさまざまな術を操るヨウゼンの日本語吹き替えを担当し、声優に初挑戦した。

　この日は事前にキャストへの質問を募集。沢城に対して「守りたい大切なものは？」との問いかけがあると、沢城は「何かありますか？」と隣にいる佐野と増田に聞き直した。増田は「貯金ですかね？　僕は貯金を守りたいです」とすると、佐野も「僕もお金ですね」と同意した。沢城が「でも、お金は守るよりも攻めて稼ぎたくはない？」と再度聞くと、佐野は「いや、攻めず守りたい（笑）」と語った。

　舞台あいさつには登壇できなかったが、会場には出演した声優の津田健次郎からのビデオメッセージが到着。佐野のことを「佐野くん」と呼ぶと、プライベートで親交のある佐野は「佐野さん呼びは普段と違うので距離があって嫌ですね（笑）」と苦笑い。「普段は晶哉って（呼ぶ）。あと関西弁なんですよ、あの声で」と明かした。

　最後に佐野は「中国のストーリーでなじみあるのかなって思うけど、映像も音楽もストーリーも、家族愛だけではなく人と人の絆を伝えられる素敵な映画になっている。大切な人、家族、彼氏、彼女、いろんな人と何度も劇場でご覧ください」と呼びかけた。