お笑いコンビ・バッテリィズのエースと寺家が21日、都内で行われた映画『きかんしゃトーマス ぼくのたいせつなともだち』（28日公開、ジェイソン・グロー監督）公開直前イベントに出席した。当日はバッテリィズの2人が「きかんしゃトーマス」の魅力を語った。

　世界200以上の地域で放送された『きかんしゃトーマス』。日本でもテレビアニメの放送がスタートしてから35年、映画となって初めての劇場公開から25年が経った。原作出版80周年となる今年は劇場映画最新作が公開される。

　同作は、主人公のトーマスと“きしゃトモ（友だち）”の仲間たちが、アイデアを出し合って困難を乗り越えていく感動の友情物語。ソドー島のカーニバルに集まった人々に音楽を届けるため、仲間たちが奮闘する。

　野球が取り持った友達同士でお笑いコンビを組んだバッテリィズ。同作にちなんでMCから「2人以外だとどんな方とお友達なんですか」と聞かれると、エースが「地元の友達もいれば芸人の仲間もいます。仲がいいのはフィジカル北岡やデラポンズの（いわもと）チコツとかですかね」と答えると「誰やねん」と寺家がツッコミを入れていた。寺家は「僕は吉本の社員さんとも仲いい。どんなライブが伸びるのかとかの話をしています」と語っていた。

　また、同作を見たエースは「逆に僕は大人が見た方がいいと思いました。助け合うとか正直に言わなあかんとか大人になって忘れてしまったことを思い出させてくれる。何より速いというのがかっこいいですね。カナは赤星（憲広、元阪神）くらい速かった」と語りつつ、「トーマスみたいに友達を作ろう」と会場に集まった子どもたちに呼びかけていた。