大人気キャラクター「すみっコぐらし」の劇場版最新作『映画すみっコぐらし 4（仮）』が、2025年秋に全国公開されることが21日に発表された。また、シリーズを通じてナレーションを務めてきた井ノ原快彦と本上まなみが、本作でも再び担当することが発表された。

「すみっこにいるとなぜか“落ち着く”ということがありませんか？」そんな思わず共感してしまうキャッチフレーズと、さむがりの“しろくま”や、自信がない“ぺんぎん？”、食べ残し（?!）の“とんかつ”、はずかしがりやの“ねこ”、正体をかくしている“とかげ”など、ちょっぴりネガティブだけど個性的なキャラクターたちが子どもから大人まで幅広く愛されている作品。2019年に公開されたシリーズ第1弾『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』が大ヒットし、23年公開の第3弾までの累計観客動員数は300万人を超えている。

　本作のナレーションを務める井ノ原と本上の2人は、これまでのシリーズ同様に温かく作品を彩る。井ノ原は23年に公開された前作『映画 すみっコぐらし ツギハギ工場のふしぎなコ』でもナレーションを務める予定だったが、旧ジャニーズ事務所をめぐる問題を理由に降板していた。今作で2作ぶりの復帰となる。

　井ノ原は「今年の秋『すみっコぐらし』に参加することができること、心から嬉しく思います。すみっコたちと共にほんわか時間を過ごすのが今から楽しみです。今年の秋、映画館でお会いしましょう！」と喜びを語った。

　本上も「また、またまたすみっコの映画が作られると聞き、わくわくしています。名作絵本、魔法使い、古いおもちゃ工場と来て、一体次はどんなお話になるのでしょう？　井ノ原さんもおかえりなさい！　すみっコたちに寄り添う優しいあったかーい声は唯一無二。またご一緒できる日を心待ちにしていましたよ。新作の完成まではまもなくです。みなさま、大きなスクリーンで会える日を、どうぞ楽しみにお待ちくださいね！」と期待を寄せた。

　さらに、原作者のよこみぞゆり氏から、お祝いのイラストも到着。さわやかな青空を背景に、すみっコたちがぎゅぎゅっと集まりながら「4」の形をした雲を見上げて喜んでいる様子が、ほほ笑ましく描かれている。