アジア最大の格闘技団体・ONEチャンピオンシップのYouTubeチャンネルが20日までに更新され、今月23日に試合が控えている青木真也の二拠点生活に迫った映像が公開された。インタビューのなかで青木は“長男”について言及している。

　現在、東京と地元・静岡で二拠点生活を送っている青木。高校柔道時代にトレーニングをしていた場所で階段ダッシュなどをしてコンディションを整えている。

　懐かしい撮影スタッフを前に上裸でダッシュ。意外な発言も飛び出した。「とにかく殴られたくないし殴りたくないっていう感情がありますよね」と苦笑い。

　二拠点生活で“内省”する時間が増えた青木は現在独身だが、自身の子どもについて口にした。

「自分の子どもが連絡してきた。一番上の子がね。会ってしゃべったんだよ。その時の自分の感情が『元気にしてて良かったな』とは思ったよ。でも引っ張られないんだよね。お互いの生活があるから、それを崩さないでやっていきたいって思っちゃう。俺には俺のやり方があって俺は一生懸命やってきて、父親なのかもしれないけど、俺は父親だと思えなくて。なぜならやってないからね。父親なんだろうけど父親だって胸を張って言えなくて。そういうのも含めて、フラットな状態で何もいらないですよ」

　今回の映像に視聴者からは「長男の話が聞けるなんてね」「いい動画やった」「カッコ良すぎる俺のヒーロー」「ONEは青木とフォラヤンをちゃんと丁寧に引退させてあげるべき」などのコメントが寄せられている。