フジ遠藤龍之介副会長、骨折した日枝久氏相談役への面会を問われ「ありません」 辞任後の身の振り方は「決めてません」

フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)の遠藤龍之介会長が18日、都内で定例会見を行った。遠藤氏は一連のフジテレビ問題の責任を取る形で辞意を表明しており、あらためて決意に至った理由を説明した。

遠藤龍之介氏【写真:山口比佐夫】
遠藤龍之介氏【写真:山口比佐夫】

民放連会長として「最後の会見」

 フジテレビ副会長で日本民間放送連盟(民放連)の遠藤龍之介会長が18日、都内で定例会見を行った。遠藤氏は一連のフジテレビ問題の責任を取る形で辞意を表明しており、あらためて決意に至った理由を説明した。

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 遠藤氏は冒頭から謝罪した。

「フジテレビに関する多くの問題は皆さまに民間放送に対して不信を招きかねないことであり、私が会長を続けることは良くないと判断し、辞任することを決めました。大変申し訳ありませんでした。お詫びいたします」

 その上で、今月中に出るとされる第三者委員会の調査結果を受けて、フジテレビの副会長を辞任することもあらためて明言。民放連会長を辞任、フジテレビ副会長を辞任した後の身の振り方については「まだ、決めていません」と話すに留めた。一方で、自身が調査を受けたかについては「守秘義務があるので、答えられません」と言葉を濁した。

 また、1月23日に行った会長会見で「傲慢な企業風土があった」などを話した思いについては「変わっていない」としたが、そんな企業風土の礎を築いたとされる日枝久取締役相談役との会話については「ありません」と回答。日枝氏は2月中に腰椎圧迫骨折の重傷を負っていることが明らかになったが、見舞いに行ったかの問いにも「ありません」と明言した。

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