坂上忍、中学時代に父親が「億近い借金を」 壮絶な過去…役者を続けた理由を告白
俳優の坂上忍が17日、日本テレビ系『しゃべくり007』(月曜午後9時)に出演し、壮絶な子ども時代を振り返った。

父親が姿を消してしまった過去
俳優の坂上忍が17日、日本テレビ系『しゃべくり007』(月曜午後9時)に出演し、壮絶な子ども時代を振り返った。
芸歴55年の坂上は、4歳でドラマデビュー。天才子役として一躍脚光を浴び、30歳までに出演した作品は150本以上にも及ぶ。
そんな坂上の父は元々、小さな出版社などを経営。だが、「2人の保証人になって騙されちゃって、億近い借金を抱えて」しまったそうだ。
当時、坂上は中学生。そのまま父が姿を消してしまったこともあり、家には「取り立ての人とかが来ていた」そうで、その取り立ての人には「おーい、忍くんじゃん。もうちょっと忍くん、働かないと返せねぇな」などと釘を刺されていたという。
そんな状況下、坂上の母は「あの人が逃げたなら、私が返さなきゃ」と決意。「刺繍の内職やって、スナックやって。スナックが終わったらスーパーで朝まで値札貼りやって……」と働きづめだったそうで、これを見た坂上は「中学卒業で役者をやめようと思っていた」ものの、「返さなきゃいけないから、返すまで」との約束で役者を続けたそうだ。
また、これを機に「劇団をやめて、大手の事務所さんじゃなくて個人事務所にした」ことも告白。知られざる事実に、レギュラーメンバーのくりぃむしちゅー・上田晋也らは「あぁ、そうだったんですか……」と驚きを隠せない様子だった。
