【べらぼう】喜三二の正体は蔦重が以前会っていた男 『俄』祭りでのうつせみにも注目
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第11回は、蔦重が『俄』祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招くために奮闘。最終的に参加を了承してもらう様子が描かれた。23日放送の第12回はどんな展開になるのか。

横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じる大河ドラマ 第12回の見どころ紹介
俳優の横浜流星が主人公・蔦屋重三郎を演じるNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(日曜午後8時)。18世紀半ばに江戸のメディア王として時代の寵児(ちょうじ)となった“蔦重”こと蔦屋重三郎を軸に描く痛快エンターテインメント。第11回は、蔦重が『俄』祭りの目玉に浄瑠璃の人気太夫・富本豊志太夫/午之助(寛一郎)を招くために奮闘。最終的に参加を了承してもらう様子が描かれた。23日放送の第12回はどんな展開になるのか。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
NHKによると、昨年に続き吉原で行われる『俄』祭りが描かれる。その企画の覇権を巡り、若木屋(本宮泰風)と大文字屋(伊藤淳史)らの間で戦いの火ぶたが切られた。蔦重は30日間かけて行われる俄祭りの内情を面白おかしく書いてほしいと平賀源内(安田顕)に執筆を依頼すると、朋誠堂喜三二はどうかと勧められる。喜三二の正体は、かつて蔦重も会っていた、宝暦の色男とも呼ばれている秋田佐竹家留守居役のあの男だった……。
第11回の本編終了後の次回予告では、顔は映し出されず誰かは不明だが、鱗形屋孫兵衛(片岡愛之)が、ある男に前でひざまずき「喜三二大明神様」と手をたたく姿があった。なんだか鱗形屋と蔦重は喜三二をめぐって対立する気配も感じる。そんな中、源内に勧められた喜三二を蔦重がどういう口説くのか。そもそも喜三二の正体は誰で、どう明らかになるのかも気になる。
また、NHKによると総勢100人を優に越える規模の撮影となったという『俄』祭りの映像に注目したい。企画の覇権を巡り、若木屋と大文字屋らの間での戦いが織り込まれた俄』祭り。圧巻のスケールで視聴者を感動させてくれることを期待したい。
さらに次回予告で紹介された『俄』祭りの映像の中に、新之助(井之脇海)と吉原を抜け出そうとして失敗したうつせみ(小野花梨)の姿もあった。うつせみの行動にも注目したい。
