仲間由紀恵の大量差し入れに堤幸彦監督「セレブしか買えないものばかり」 仲間は慌てて「とんでもない、小銭で買えます」

俳優の仲間由紀恵が16日、都内で行われた映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』公開記念舞台あいさつに、橘ケンチ(EXILE)、堤幸彦監督と共に登壇した。

公開記念舞台あいさつに登壇した仲間由紀恵【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念舞台あいさつに登壇した仲間由紀恵【写真:ENCOUNT編集部】

夫婦漫才のようなやり取りに会場和む

 俳優の仲間由紀恵が16日、都内で行われた映画『STEP OUT にーにーのニライカナイ』公開記念舞台あいさつに、橘ケンチ(EXILE)、堤幸彦監督と共に登壇した。

 本作は、沖縄を舞台にダンサーを目指す少年の成長や家族の絆を描いたヒューマンストーリー。朱音(仲間)は、息子の踊のダンスを応援するため、スナックで働くシングルマザー。ある日、踊のダンスを見た音楽プロデューサーのHIROKI(橘)が踊の元を訪ねてきて……。

 仲間と堤監督といえば、『TRICK』シリーズをはじめ、長きに渡って作品を共にしてきた盟友だが、この日も息の合ったやりとりを展開。堤監督は「今回、仲間さんの差し入れがすごかったんです」と切り出すと、仲間は「私が地元で好きだったものを皆さんに共有してもらいと思って……」とつぶやく。

 すかさず堤監督は「強要したかった?」とボケると、仲間は「共有ですよ。強要してどうするんですか」と突っ込みを入れ「白バラのケーキとか、ちんすこうとか。あとは私がいったん東京に戻ったときに東京っぽいお土産を買ってきたり」と差し入れしたものを明かす。

 堤監督は「東京のお菓子とか、セレブしか買えないものですから」とさらに茶々を入れると仲間は「とんでもない、誰でも買えるものです。小銭で買えるものですから」と都度、都度突っ込むという、まるで夫婦漫才のようなやり取りに会場は和んでいた。

 現場は和気あいあいとした雰囲気だったというが、仲間は本作で自身初となるシングルマザー役を経験した。仲間は「子育ての大変さは自分も経験しているので、何となく想像できたのですが、一人で二人の子供の人生を、責任を持って育てるというのは、相当な覚悟が必要だなと感じました」と語ると「生活に苦労している表現をしたくて、美容室に何回か通って髪を染めてぐしゃぐしゃにするなど工夫をしました」と裏話を披露。

 堤監督は「ビールで染めたって聞きましたよ」と問いかけると、仲間は「さすがにビールでは染めないですよ。女優さんはビールで髪を染めちゃダメですよ。ほかの仕事もあって戻さなきゃいけないですから」と笑いながらも鋭い突っ込み。繰り返される二人の信頼関係抜群のやり取りに、会場は温かい笑いに包まれていた。

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