将来の目標は海外進出! Z世代に人気の君と見るそら、「ビッグなグループ」への飛躍宣言
十代のやってみたい、みてみたい、触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェス「超十代」がプロデュースするアイドルグループ・君と見るそら(通称:キミそら)は、17日に1st ANNIVERSARY LIVE「キミトツナグソラ」をZepp Shinjukuで行う。後編では、様々な試練を乗り越えて成長してきたメンバー5人が、グループのコンセプトである「そら」に今後何を描いていくのか、ビジョンを聞いた。

【後編】君と見るそらのオススメ楽曲は『遠回りがいいっ!』
十代のやってみたい、みてみたい、触れてみたいを実現させる体験型ティーンズフェス「超十代」がプロデュースするアイドルグループ・君と見るそら(通称:キミそら)は、17日に1st ANNIVERSARY LIVE「キミトツナグソラ」をZepp Shinjukuで行う。後編では、様々な試練を乗り越えて成長してきたメンバー5人が、グループのコンセプトである「そら」に今後何を描いていくのか、ビジョンを聞いた。(取材・文=小田智史)
――君と見るそらは、Z世代のファンが多いと伺いましたが、若者に人気の秘訣はありますか。
新塘真理(以下、新塘)「うーん、なんだろう……。でも、TikTokには力を入れています」
内山優花(以下、内山)「メンバーそれぞれが個人としては知られていても、グループとしてはまだ知られていないのが課題です。若い方はもちろん、個人の活動では出会わない層の方も来てくださる機会が増えてきました。それは自信になりますし、正直まだバズっていない段階であれだけ来てくださるので、私たちには伸びしろしかないなって」
西 綾乃(以下、西)「何としてでもTikTokでバズりたい! そのために今、一生懸命、試行錯誤しています」
高鶴桃羽(以下、高鶴)「全員で一斉に投稿してみたりね」
西「あれは不発だったけどね(苦笑)」
――君と見るそらで、一番好きな楽曲を教えてください。
西「私は『遠回りがいいっ!』が好きです。みんなが盛り上がれるポイントもあるし、振りが大きくて、真似もしやすいはずです」
高鶴「私も『遠回りがいいっ!』! 歌詞もすごくいいんです。かわいいし、ファンの方に伝えたい気持ちが詰まっています」
新塘「たくさんあって、決められないというのが正直なところです(苦笑)。『遠回りがいいっ!』は王道で、みんな大好き。敢えて1つ挙げるなら、私は『ソライロ』。『ソライロ』を聴くともう涙が出ちゃう」
一同「(笑)」
新塘「思いが詰まっている曲だから」
石川涼楓(以下、石川)「昔はよくみんなで泣いてたね(笑)」
新塘「落ちサビで、(2024年9月に)卒業してしまった子(夢咲ももな)が歌っていたパートでみんなで泣いたり。本当に思い出の曲だよね」
西「感情は少し抑えながら歌ってる(笑)。泣いちゃうからね」
内山「私も『遠回りがいいっ!』かな。もともと邦ロックとかバラード系が好きで、『遠回り~』もバラードチックだけど、ファンの方と盛り上がれる感じ。指を指す振りが何回もあって、ファンの方と指を指し合えた時に、一緒にライブを楽しんでいる感を味わえて気持ちいいです」
石川「偏ってしまって申し訳ないですけど、私も『遠回りがいいっ!』。私たちのファンの方の中で“令和の斜構恋愛ソング”と言われていて。歌詞も好きだし、振りも一緒にできるので、ライブの中でも盛り上がる曲です」
西「盛り上がりで言ったら、『青春はサイダー!』もすごいよね。一体感が生まれた時は本当に楽しい!」

1周年ライブ会場のZepp Shinjukuは「想像以上すぎる場所」
――17日には1st ANNIVERSARY LIVE「キミトツナグソラ」がZepp Shinjukuで開催されます。Zeppという大舞台への意気込みは。
高鶴「Zeppは、アイドルをやっていなくても知っていた有名な場所。そのステージに自分たちが立って、歌って踊れるなんて、本当にありがたいことだし、家族や友達にも誇れることだなと思います。絶対に観に来ていただきたいので、私たちも万全の状態で臨みたいです」
石川「Zepp Shinjukuでの1周年ライブのことは、デビュー半年記念の時に知りました。半年前からすでに大きなキャパの会場でやらせていただくことが決まっていたというのは、すごく期待をかけてくださっている証しだと思っているので、ファンの方々の気持ちも含めて応えていきたいです。期待を裏切らないように、必ず成功させます!」
内山「(Zepp Shinjukuは)想像以上すぎる場所だよね」
石川「正直、まだ実感がわかないもん。対バンでZepp Shinjukuに立つ機会があったんですけど、この会場を私たちのファンの方で埋められたらすごいことだなと思いました。それがもうすぐ実現するんだと思うと、緊張と不安と、不思議な気持ちです(笑)」
西「たしかに不安(苦笑)」
石川「でも、駆け抜けたい!」
――“アイドル戦国時代”とも言われる中で、君と見るそらの強みは何ですか。
石川「間違いなく、仲の良さですね」
内山「あと、全員かわいい! かわいいっていろんな種類があって、それぞれ系統が違うと思うので、必ず推しを見つけることができるはずです」
石川「好きなタイプが1人はいるはずだよね(笑)」
西「みんな違って、すごくいいグループの典型、みたいな(笑)。性格とかも全然違うけど、みんないい子で、優しい。どこよりも温かい心の持ち主のグループだと思います」
高鶴「私は一人っ子で、誰かと行動する時に気を遣って言いたいことも言いきれない性格でいたけど、このメンバーたちは……(号泣)」
石川「高鶴、崩壊です(笑)」
高鶴「このメンバーになら素直にわがままを言えたり、本当に姉妹みたいだなって思って……。それくらい仲良しで大好きってこと!」
目標は『Mステ出演』、全国ツアー、海外ライブ!
――君と見るそらは、「そら」をコンセプトにしています。それぞれが思い描く未来の「そら」を教えてください。
西「まずはZepp Shinjukuでの1周年ライブを成功させることが一番の目標です。でも、そこがゴールじゃなくて、これまで応援してくださったファンの方々、これから出会う方々を、もっと大きなステージに連れて行きたい! あとは、圧をかけるみたいになっちゃうけど、この5人でそれを成し遂げたい。みんな一緒でないと意味がないので、絶対にやめないでね(笑)」
内山「もっと上を目指したいと思っていて、テレビ番組に出たいです。将来的な目標は、『ミュージックステーション』に出ること。お店とかふとした時に、私たちの曲が聞こえてきたり、街中でキミそらの話をしている人たちがいるような、皆さんの身近にあるようなグループになりたいです」
新塘「アイドルは永遠ではないですけど、キミそらが本当にすごかったとファンの方に思っていただけるような存在になりたいです。ファンの方の力がないと大きなステージに行くのは難しいので、楽しいライブを毎回お届けすることが現段階での目標です」
高鶴「メンバーとグループのことを、アイドルをあまり知らない方でもわかるようになりたいです。街中とかカラオケに行った時に自分たちの曲が聞こえてきたらうれしいし、街中のポスターとかに自分たちの姿があったら最高ですよね。大きく出ちゃいますけど、テレビで観ない日はないくらい、ビッグなグループになりたいと思います」
石川「まずはZepp Shinjukuでのライブを成功させること。そして、キミそらがもっと大きなステージに立ってもおかしくない、『大きなステージが似合うよね』と思ってもらえるような存在になること。全国も巡りたいです。私たち5人なら、いろんなことができると思うし、ずっと一緒にいられたらなと思います。頑張ろうね!」
内山「『君と見るそら』というグループ名なのに、去年は一度しか野外でライブができなかったから、今年の夏は野外ライブにバンバン出て、いろんな『そら』を見たい! もう日本を飛び出て、台湾とか海外にも行きたい!」
□内山優花(うちやま・ゆうか)2005年3月17日、千葉県出身。緑色担当。メンバーの西綾乃とサウナ部を結成するも、「なかなか部員が増えない」のが悩み。車の運転免許を持っており、ドライブも趣味。邦ロックを愛し、Saucy Dog、This is LASTの大ファンを公言する。
□石川涼楓(いしかわ・すずか)2002年5月10日、千葉県出身。赤色担当。寝るのが趣味で、オフは1日中寝ている日もあるほどインドア派。元乃木坂46の齋藤飛鳥を尊敬し、「齋藤飛鳥さんになりたくて黒髪ロング、小顔矯正を2週間に1回通っている」という熱狂的ファンぶり。
□新塘真理(しんとう・まり)2005年1月21日、東京都出身。紫色担当。家好きで、ベッドが「親友」。アニメや映画を横になって1日中見ている一方、料理好きの一面も。きゅるりんってしてみての逃げ水あむ。踊り方、歌い方、髪型も真似た時期もあるほどガチリスペクト。
□高鶴桃羽(たかつる・ももは)2003年5月23日、北海道出身。白色担当。趣味バイオリン、特技バレエ。最近のブームはメンバーの西綾乃と一緒にやるために購入したSwitchで、実はこそ練している。好きなアーティストはYOASOBI、Perfume、きゃりーぱみゅぱみゅ、AKB48、NJZなど。
□西 綾乃(にし・あやの)2002年8月15日、埼玉県出身。水色担当。「特技はない」としつつ、グラビアやモデルもこなす多才ぶりを発揮。サウナ好きで、目下韓ドラにもハマっている。恋愛リアリティーショーや恋愛バラエティー出演も経験。好きなアーティストは≠ME。
