宮迫博之、自身の胃がん闘病を振り返り「家族、仲間がいないと乗り越えられなかった」 映画で白血病少女の父親役
元お笑いコンビ・雨上がり決死隊でYouTuber・タレントの宮迫博之が15日、都内の池袋HUMAXシネマズで行われた映画『ゆい』の上映イベントに登壇した。

映画『ゆい』上映イベントに登壇
元お笑いコンビ・雨上がり決死隊でYouTuber・タレントの宮迫博之が15日、都内の池袋HUMAXシネマズで行われた映画『ゆい』の上映イベントに登壇した。
本作は、13歳で急性骨髄性白血病と診断された町田くるるさんの体験をもとに、命の重みや家族との絆、友情を描いた作品。フジテレビ系『オールナイトフジコ』にレギュラー出演中の鈴木心緒が主演を務め、宮迫はくるるの父親役で出演している。
キャスト陣とステージに登壇した宮迫が、「宮迫です!」とお馴染みのギャグを披露すると、場内は拍手喝采。「こういう場が久しぶりなのであがっています」とあいさつした。
宮迫は、2012年に初期のスキルス胃がんを公表し、胃の切除手術を受けている。自身の闘病を振り返り、「スキルス胃がんを経験しているので、家族や身内、友達、仲間たちがいないと乗り越えられなかったという思いがある」と言及。自身も子どもを持つ父として、「自分が告知された時の気持ち、それが自分の子どもが味わったら、どんなことになるんだろうと、いろいろ考えさせられながら演じさせてもらいました」と思いを明かした。
くるるの母親役に東山麻美は、宮迫と夫婦を演じ「ピュアなやさしい人柄がそのまま。現場でも劇中でも支えていただいたという感覚があります」と感謝。「ご自身が体験されたことを次の誰かに伝えるために出演されたということも素晴らしいと思い尊敬しています」と称賛した。
舞台あいさつには、鈴木、高梨優佳、木村彩音、桝田屋汐里、山下ケイジ、鈴木大二郎、土井康平、こぴ、寺本勇也も登壇した。
フォトセッションの際、宮迫がテレビ局のムービーカメラへ向け「僕映っていて放送できます?」とジョークを飛ばし、爆笑を誘う場面もあった。
