「これ我が家にもほしい」 ぐずって保育園に行かない3歳児が激変 パパの“発明DIY”に絶賛の声
ぐずってなかなか保育園に行ってくれない子どもが、うきうきワクワク登園するようになった。その秘策は、パパが手作りした“改札機”――。電車好きの3歳児を魅了した夢のような工作がSNSで反響を呼んだ。しかも、お得意の段ボール工作だという。アイデア満載の自宅DIYについて、投稿者のパパさんに聞いた。

「改札を設置してから、楽しそうに玄関まで来るようになりました」
ぐずってなかなか保育園に行ってくれない子どもが、うきうきワクワク登園するようになった。その秘策は、パパが手作りした“改札機”――。電車好きの3歳児を魅了した夢のような工作がSNSで反響を呼んだ。しかも、お得意の段ボール工作だという。アイデア満載の自宅DIYについて、投稿者のパパさんに聞いた。
「ダンボールの改札を新設してから、小鉄の息子が速攻準備して保育園行けるようになって嬉しい」
駅で見かける改札機に雰囲気そっくりな“自宅改札機”。男の子がカードをピピっと鳴らすと、満面の笑みを浮かべて振り向く。手動で切符を出し入れでき、下の部分は靴箱になっており、発想力満点だ。
Xの投稿者は、ダンボールビーダマン 工作・発明(@dandanb_dama)さん。4人家族で、息子は3歳で保育園に通っており、「普段は、アイデアで世の中を変えようとする企業でサラリーマンをしています。元々ダンボールでビー玉転がしを作り、子どもたちに遊んでもらう活動をしており、ダンボール工作やアイデア工作をX(旧Twitter)に投稿して、皆様に楽しんでもらうのが喜びでした」と自己紹介を教えてくれた。
見るからに精巧なICカードの装置は、雑誌の付録を採用したとのこと。「息子が昨年に遊んでいた雑誌の付録があって、リアルなICカード部分を使いながら改札全体を作ったらとても楽しく遊べるのではないか、とずっと考えていました。ちょうどそのころ、ぐずってなかなか保育園に登園しない息子を見てきたので、リアルな改札機を玄関に置いたら、楽しく準備して登園できるはずと思い付き、得意としているダンボールで製作することにしました」。
こだわりポイントもたっぷり。「見た目はリアルながらも、切符を自動で排出するのは難しかったので、手動で取り出せるようにしたり、ティッシュ箱を置いてお出かけ時に使えるようにした点です。また、改札の下部分は息子専用の靴箱として使用できるようにしたことで、玄関に置いてあっても実用的なものにしました。また、側面は、改札機がぱかっと開いた時のワクワク感を出せるように、機械のように切った画用紙を貼ったり、銀紙を敷き詰めて質感を出しました」。子どもの背丈に合わせたサイズで、実用面を考慮して設計しており、お見事だ。

費用は「ICカードの付録部分を除くと、装飾関係で1000円くらい」とリーズナブル
ものづくりが“本業”だけに、約2週間ほどで仕上げた。気になる費用について聞くと、「ICカードの付録部分を除くと、装飾関係で1000円くらいだと思います」とリーズナブル。「段ボールは息子用のオムツの箱などを利用しました。私の予定では、まだ完成まで7割ぐらいでしたが、息子に発見されてしまったので今回早めに運用を開始していますw」と、キュートなこぼれ話を聞かせてくれた。
14万件以上のいいね、1.1万件のリポストを集めた段ボール工作。「天才! なんだかお子さんの楽しい顔とその発想で私も嬉しくなっていまーす」「すごい!! 技術って、こういう優しさのためにあるんだなぁって感じました」「クオリティ凄くて、何度見てもダンボールて信じられません」「うわ!!これ我が家にもほしい 保育園がいやいやなので、真似したいです!」「あーこれは男の子絶対に好きなやつ 常に買えるようにしてほしいレベルだ」「こういうのが全ての幼稚園、保育園案と共に、小児科とかにもあったらお子さんたち喜びそう」など、驚嘆する人が続出している。
好奇心を刺激するだけでなく、父からの愛情が込められた、“我が家の発明品”。ダンボールビーダマンさんは「以前は毎朝『まだ行かない!』『今日保育園ないよね?』とぐずることも多かったのですが、改札を設置してから、楽しそうに玄関まで来るようになりました。保育園に行くこと自体は、今でも渋る日はありますが、『改札を通る』イベントがあることで、外に出るハードルが下がったように感じます」。子どもの成長にも大きなプラスになっているという。
ダンボールビーダマン 工作・発明さんのXアカウント
https://x.com/dandanb_dama
