『5時に夢中!』放送開始20周年で見逃し配信開始 岩井志麻子「日本人はおおらかで異物を排除しない」

フリーアナウンサーの垣花正と作家でタレントの岩井志麻子が13日、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の2025年4月改編記者発表会に登場した。2人が出演する、今年で放送開始20周年を迎える『5時に夢中!』(毎週月~金曜午後5時)のこれまでの放送を振り返った。

おなじみの格好で登場した岩井志麻子【写真:ENCOUNT編集部】
おなじみの格好で登場した岩井志麻子【写真:ENCOUNT編集部】

2005年4月4日に放送を開始

 フリーアナウンサーの垣花正と作家でタレントの岩井志麻子が13日、東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)の2025年4月改編記者発表会に登場した。2人が出演する、今年で放送開始20周年を迎える『5時に夢中!』(毎週月~金曜午後5時)のこれまでの放送を振り返った。

 同番組は2005年4月4日に放送を開始し、今年で20周年、今年8月に放送5000回の節目を迎える。放送開始20周年関連の企画として、今月20日に「三重テレビ出張生放送・パブリックビューイング」を実施する。

 毎週月~木曜のMCを担当する垣花アナと毎週木曜にコメンテーターとして出演する岩井。“おなじみ”の豹衣装で登場した岩井は「正装です。『豹より豹が似合う』と言われています」とあいさつした。

 また、放送開始から出演している岩井は「20年前はちゃんとした立派なテレビ局じゃなくて、ビックカメラの1階を使って放送していたんです。岡山から出てきて間がなくて、『ほんまにテレビなんかな』って疑っていました。でも、金がもらえるから出ていて、『よくそこから20年、私を“飼い”続けてくれているな』と思っています。見捨てず、看取ってくれるのかな(笑)」と会場を見渡し、テレビ局のスタッフらから笑いを誘った。

 垣花アナから「コンプライアンスが厳しくなる中で、番組に出ていて変化は感じていましたか?」と聞かれると、岩井は「今現在だったら即座にホリプロも首で、『ごじむ』も降板になることもやっていたと思います。良かったとは言いませんが、いいこともあったのかなと。なんだかんだ、コンプライアンスが厳しい時代でも、日本人はおおらかで異物を排除しないのもいいところなんだと思いますよ。『変なものがいてもいいじゃん』って」と言及した。

 さらに、無料動画配信サービス「TVer」での見逃し配信もスタートすることを会見で発表。岩井は喜びをあわらにしながらも、「ありがたいんだけど、こたつ記事ね。行間を読めない人もいるので、もう少し工夫してくれないかな。あとは、見逃し配信を見ていただいて、行間も汲み取ってください」とアピールした。

 また、垣花アナもまた「でも、書いていただけるのは、それだけ見ていただいているということですから。記事になるのはどの番組よりも多いと思いますよ」とにっこり。

 その言葉に続いて、岩井は「こたつ記事というと軽く見ているというか、嫌な響きがあるのですが、わてらは楽しみにしています! 『書くと思った』ということもあれば、『まさかこれが』と思うこともあるので、こたつ記事は大歓迎です!」と報道陣に向けて言葉を送った。

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