『御上先生』犯人役の堀田真由、再共演した主演・松坂桃李の優しさに感慨「見ていてくださったんだな」

俳優の堀田真由が、TBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の取材会に出席。2024年放送の同局『アンチヒーロー』からの再びの日曜劇場出演について、また共演の松坂桃李について語った。

真山結弦役の堀田真由(左)と御上孝役の松坂桃李【写真:(C)TBS】
真山結弦役の堀田真由(左)と御上孝役の松坂桃李【写真:(C)TBS】

『アンチヒーロー』から続く日曜劇場「また新しい挑戦を一緒にさせていただける」

 俳優の堀田真由が、TBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の取材会に出席。2024年放送の同局『アンチヒーロー』からの再びの日曜劇場出演について、また共演の松坂桃李について語った。

 松坂が主演を務める同作は、『ドラゴン桜』(2021年)、『マイファミリー』(22年)、『VIVANT』(23年)、『アンチヒーロー』(24年)など同局の「日曜劇場」で話題になった作品を担当してきた飯田和孝プロデューサーが手掛ける完全オリジナルストーリー。未来を夢見る子どもたちが、汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実と、そんな現実に一人の官僚教師と令和の高校生たちが共に立ち向かっていく、“教育のあるべき真の姿”を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂演じる東大卒でエリート文科省官僚の御上孝(みかみ・たかし)が、新たに設立された“官僚派遣制度”によって県内トップの東大合格者を誇る私立隣徳学院に赴任し、日本の教育を変えるために現場から声をあげる。

 堀田が演じるのは、国家公務員採用総合職試験で東大生を刺殺してしまう真山弓弦(まやま・ゆづる)。隣徳学院で教師をしていた母親の冴島悠子(常盤貴子)が、隣徳学院の生徒で報道部の神崎拓斗(奥平大兼)から同僚教師との不倫を暴かれ校内新聞に掲載されたことから、人生が激変。母親は退職し夫と離婚。コンビニエンスストアで働いていた。その後に弓弦は事件を起こした。父親から虐待を受けている中で母親がいなくなってしまうという、重い過去を背負った役どころだ。

 飯田プロデューサーとは、『アンチヒーロー』で同じチームに。『アンチヒーロー』は、証拠がそろっていても無罪を獲得する一見ダークな弁護士の姿を通して、「正義の反対は、本当に悪なのだろうか」を問いかけるオリジナル作品。主演の長谷川博己が、犯罪者である証拠がそろっていても無罪を勝ち取るダークで型破りな弁護士・明墨正樹を務め、堀田は同僚弁護士の紫ノ宮飛鳥を演じた。

 堀田は「飯田さんと『アンチヒーロー』をご一緒させていただいている時に、『御上先生』もご一緒できることをお聞きしました。また新しい挑戦を一緒にさせていただけること、『アンチヒーロー』が私の役者人生の中でも大事な作品の1つなので、またその『アンチヒーロー』のスタッフのみなさんと一緒に物作りをできるのが、すごくうれしかったです」と喜んだ。

弓弦役と自分は「別物」

『アンチヒーロー』は撮影が約5か月間あったといい、「それだけ長く連続して一つの役をやっている経験が今までなかったので、それがまず大きな変化でした」と振り返った。「約5か月もの間、1つの役だけを演じていると、自分でも気づかないうちに“役と同居している”というか。その感覚が初めてでした。いつもは、現場に行く時にギアを入れて切り替えていましたが、(紫ノ宮役は)ずっと続いていたので、役にすんなりと入っていける自分がいるという変化は、不思議だなと思いました」と語った。

 一方、今作の『御上先生』では弓弦役と自分は「別物」だったといい、「人を殺めてしまうことは到底想像ができないところにあるので、ずっと分からなさを抱えたまま現場にはいました」と語った。「でもふと、『逆にこれまでに、もしかしたら、役を演じる上で分かった“つもり”になって、日々撮影を重ねていたこともあったのでは?』と思った時に、『分からないことって別に悪いことじゃないな』と。むしろ『全部分かったつもりで物事を進めていくことの方が、お芝居に限らず生きていく中でも、怖いな』と、違う角度から物事を考えられた作品でした」と学びがあったという。

 主演の松坂とは、2017年度のNHK連続テレビ小説『わろてんか』で共演。「10代の時にご一緒させていただいていたので、時を経てまた違った形でご一緒させていただけることがとっても感慨深くて。『わろてんか』の時は、まだまだ作品も出始めで分からないことばかりだったので、今回は少しでも成長した姿を見せられたらいいなと思いながら、一緒のシーンは対峙させていただきました」と再共演を喜んだ。「松坂さんは『わろてんか』の頃から変わらず、どんな時でもフラットで、すごく周りを気にかけてくださる方です」と語った。

『御上先生』では、堀田は犯人役であることから、接見室で区切られているシーンでの撮影が多かったという。「接見室を出てしまえば、(松坂さんたちと)コミュニケーションをとる場はあるのですが、私自身も、コミュニケーションをあえてとってしまうと集中力が切れてしまうのが怖くて、『この役に集中していないと』と思い、今回はなかなか深くお話はできませんでした」と撮影の様子を語った。「先日クランクアップした時に、松坂さんが『大変な役を、本当にお疲れ様でした』と言ってくださって、握手を交わさせていただいて。『ああ、見ていてくださったんだな』とうれしく思いました」とエピソードを明かし、「松坂さんは、そんな柔らかい印象がずっと変わらないです」と称賛した。

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