俳優の筧美和子が12日、水曜レギュラーを務めるMBSラジオ『アッパレやってまーす!』（月～木曜午後11時30分）に出演。今月3日に発表した結婚を報告し、プロポーズについて明かした。

　共演のアンガールズ・田中卓志が冒頭から「筧美和子結婚！ 緊急特別番組」と紹介。ケンドーコバヤシが「とんでもないことが起こりましたよ」と言うと、筧は「ありがとうございます」と返した。

　筧は夫と結婚を前提に付き合ったといい、「具体的になったのは割と最近」と説明。指輪のサイズを聞かれたり、”匂わせ”が昨年12月ぐらいからあったという。クリスマスに「来そう」と思ったと言うが、そこではなかったと明かした。結婚の先輩、田中は正月に「ちょっと夜景でも見に行こうか」といいプロポーズしたとし、相方・山根良顕は東京タワーの下だったと口にした。

　筧は「（結局）この日にプロポーズするというのが暗黙の了解（であった）。『空けといてね』みたいな。ディナーの約束があったので。（いい店を）予約してくれてたので『そこで来るだろうな』と思ってて、前日からパックしたりとか仕込んで、楽しみにしてたんですけど。次の日（ディナー当日）、私たちジョギングを結構するので、その日『ジョギングしよう』ってなって。ジョギングしに行ったら、（夫に）『すてきな神社があるよ』って言われて、神社に導かれて、神社の中でプロポーズされました。ポケットから（指輪を出して）」と回想した。

　田中から「レストランじゃないの？」と言われ、「なかったです。フェイントかけたかったみたいで」と返答。ケンコバが「心配やね。ジョギング中に落としそうやもんな」と指摘すると、筧は「箱ごとポケットに入ってた」と説明。夫がパーカーを着ていたため、気づかなかったという。瞬間については「シンプルに『結婚してください』って言われて。私、頭真っ白になってて。『ワ～』とかなってて、『ハイって言ってください』って言われて、『ハイ』とか言ってっていう感じですね」と明かした。

　ディナーには筧の姉家族も呼ばれていたと告白。ケンコバが「それ断られたら地獄のディナーやな」と言うと、筧は「楽しくディナーしました」と話した。番組から花束が贈られ、共演陣から拍手で祝福され「ありがとうございます」と感激した。

　また、オープニングでケンコバが「俺、1個だけ心配してんねんけど大丈夫？」と言うと、筧が結婚発表時にインスタグラムにアップした、一般男性の夫と草の上に座った後ろ姿のツーショット画像について「霧の草原、あれ、お尻びしょびしょになったやろ？」と確認した。

　笑いが起きる中、先日31歳となった筧はファンにも心配されたと言いつつ「実際、すごいびしょびしょで」と振り返った。筧は発表のために撮影した写真ではないとし、夏ごろに五島列島に旅行に行ったときのものと説明。「普段は晴れてて気持ちいいところなんですけど、その日はすごい霧だらけで。いつも行ったとき、そこでゴロゴロするんで、同じようにゴロゴロしてたら、もうびちょびちょ」と振り返った。

　リスナーからも「結婚報告写真で霧の中なんて前代未聞」とされ、「『何が起こるかわからない霧の中に夫婦で飛び込んでいくという決意の表れ』と感じとった」と深読みされた。筧は、島の友達の撮影で「深い意味なんてまったくなく」といい、元々は文面だけの予定だったとし、画像データをチェックする中で『これならいいかも』と思ったものがマネジャーのチェックを通過。「（夫の）顔もわからないしっていうのであれに」と真相を明かした。