映画『GANTZ』で全裸シーンの夏菜、インティマシー・コーディネーターの導入は「いい環境になる」
俳優の夏菜が11日放送の日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(火曜午後11時59分)に出演。性的なシーンを撮影する際に俳優の心身を守る役割を担うインティマシー・コーディネーターの導入について言及した。

性的なシーンを撮影する際に俳優の心身を守る役割を担う
俳優の夏菜が11日放送の日本テレビ系『上田と女がDEEPに吠える夜』(火曜午後11時59分)に出演。性的なシーンを撮影する際に俳優の心身を守る役割を担うインティマシー・コーディネーターの導入について言及した。
家族や友達にも話してこなかったかもしれないDEEPなテーマで語り合い、社会のリアルに迫る、大人のためのトークバラエティー。労働環境の改善と生産性の向上のために、2019年から実施されている「働き方改革」。「芸能界の働き方改革」をテーマに一般企業同様に、芸能界の働き方にも変化はあるのかトークが繰り広げられた。
「ドラマや映画の現場で変わってきたこと」を聞かれた、夏菜は「インティマシーコーディネーターが導入されるようになったのは、よかったなって思いますね。俳優・監督が直接やり合わないことによって本心を言える。俳優側は監督の意図を呑みがちというか、頑張ってしまいがちなので……」と、肯定的に捉えていることを明かした。
14年前、夏菜は映画『GANTZ』で全裸シーンに挑戦した。「まだ、インティマシー・コーディネーターの方はいらっしゃらなかった」と当時を振り返りながら、「このとき、私はうりゃって感じで脱げるタイプなので、(インティマシーコーディネーターは)いらなかったと思うんですけど、繊細な俳優さんもいらっしゃるのでインティマシーコーディネーターの方がいたら本心を言いやすくて、いい環境になるだろうなと思って……」と推測した。
また、MEGUMIは「監督って男性が多いから(女性の俳優に)言いづらいじゃないですか。『ここでキスして』とか。監督のやりたいことをインティマシー・コーディネーターの方が説明してくれるんですよ。男性が言いづらい空気の中をはっきりと言ってくれるから。全員にとってすごくいいと思います」と共感した。
