かつて、こずえ鈴の芸名でバラエティー番組などで活躍したタレントのフリーディアが10日、TBS系『転身爛漫！あのスターのマエとアト爛漫！あのスターのマエとアト』（月曜午後7時）に出演。現在の生活と、20年に他界した志村けんさんとのエピソードを明かした。

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　フリーディアは1999年、当時大人気だった中高生向けファッション誌『CUTiE』（宝島社）の読者モデルとしてデビュー。愛らしい天然キャラで人気を集めるも、2003年、芸能活動を休止した。

　45歳でシングルマザーの現在は米国・ロサンゼルス在住。自らがセレクトしたペンやノート、オリジナルデザインの製品などを販売する文房具店を営んでいるという。

　文房具店を始めた理由については、「文房具が昔から大好きで、今やるしかないと思って……」と説明。収入は「今の方がもらってます」とのことで、その額については「（当時の）4～5倍」だそうだ。

　また、スタッフの「一番お世話になった人は誰ですか？」との質問には志村けんさんの名を挙げ、「志村さんとの写真があります」と貴重なツーショット写真を公開。デビュー直後に志村さんのラジオ番組に呼ばれた際、フリーディアは、その日が志村さんの誕生日だと知るも、何も用意していなかったことから、「コンビニでたくさんのエロ本を買ってプレゼントしました」と回想した。

　これを受け、「お前、おもしろいやつだな」と喜んだ志村さんから「お前の誕生日、何が欲しい？」との質問。「チワワ」と答えたところ、数日後、本当に自宅までチワワを届けてくれたそうで、「そのチワワと一緒にロスに来ました。15年間、一緒に暮らして……」と振り返った。
　
　以来、収録現場で会うたびに声をかけてくれた志村さん。フリーディアは、そんな志村さんから授かった忘れられない言葉があるという。「好きなことをやればいい。好きなことを言えばいい。その方が、人生が楽しいから」。フリーディアは「志村さんのことを考えながら思いながら、とりあえず言いたいことを言うようにはしてますね」と感謝した。