妻夫木聡、念願の朝ドラ初出演 『あんぱん』トークショーでサプライズ発表「喜びを感じております」

31日に放送開始するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)のプレトークショーが10日に開催され、俳優・妻夫木聡の出演がサプライズ発表された。妻夫木は今作が朝ドラ初出演となる。

妻夫木聡
妻夫木聡

八木信之介役「冷静に繊細に物事を見つめ、本質を見抜く人」

 31日に放送開始するNHK連続テレビ小説『あんぱん』(月~土曜午前8時)のプレトークショーが10日に開催され、俳優・妻夫木聡の出演がサプライズ発表された。妻夫木は今作が朝ドラ初出演となる。

 妻夫木が演じるのは、戦時中、柳井嵩(北村匠海)が所属することになる小倉連隊の上等兵・八木信之介(やぎ・しんのすけ)。軍隊になじめない嵩を気にかけ、折にふれ助け舟を出す。戦後、嵩と思わぬ再会を果たし、朝田のぶ(今田美桜)と嵩の人生に大きな影響を与えるようになる役どころだ。

 朝ドラ初出演について、妻夫木は「朝ドラに出演することはすべての役者にとっての目標だと思っております。念願かなってようやく出演できることに、喜びを感じております。そして、その作品がこの『あんぱん』ということがまたとても幸せなことです。初めて台本を読んだとき、胸がキューッとなりました。温かくて、時には厳しくて、大きな愛で包んでくれるこの作品は、きっと見てくれた方々の心にぽっと明かりを灯してくれると確信しています」と自信をのぞかせた。

 続けて、「私が演じる八木信之介は、一見厳しくも見えますが、冷静に繊細に物事を見つめ、本質を見抜く人。邪念なく嵩をみつめ、嵩のもつ清らかな心を大事に支えていけたらいいなぁと思っています。どんな時代でも簡単には生きられない世の中。だけど、忘れちゃいけない思いがある。思いやりの心。この朝ドラは希望の話です。そんなすてきな『あんぱん』の物語を、最後まで精いっぱい、心を込めて演じたいと思います」と意気込んだ。

 第112作目となる連続テレビ小説『あんぱん』は、“アンパンマン”を生み出したやなせたかしさんと小松暢さんの夫婦をモデルに制作。生きる意味を失っていた苦悩の日々を送るも、夢を忘れなかったのぶと嵩が荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した『アンパンマン』にたどり着くまでの愛と勇気の物語を描く。

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