ダイアン津田、『THE SECOND』名前の響きに「変えてくれ!」 前年王者名で更新する案も
お笑いコンビ・ダイアンが9日深夜、ABCラジオ『ダイアンのラジオさん』(月1回、日曜深夜1時)に出演。結成16年以上の大会で今年3回目となる『THE SECOND~漫才トーナメント~』について、改題を進言した。

ユースケは「『S-1』とか」と提案
お笑いコンビ・ダイアンが9日深夜、ABCラジオ『ダイアンのラジオさん』(月1回、日曜深夜1時)に出演。結成16年以上の大会で今年3回目となる『THE SECOND~漫才トーナメント~』について、改題を進言した。
見取り図、ザ・ぼんちらが32組に勝ち残り、16強入りを懸けた『開幕戦ノックアウトステージ32→16』の組合わせが決まった今大会。津田篤宏は「『THE SECOND』っていう名前がちょっとさ、あんまり……」と言い、相方・ユースケも「確かにな」と同意。津田が「いい響きじゃないというか。セカンドチャンスやんか。じゃあ、1回目のチャンス逃してんのかって言うたら、それも違う話やから」と語ると、ユースケは「まあね。そうやな」と返した。津田は「西澤(ユースケ)、言うてくれ。変えてくれ!」と要請。
ユースケは「誰に言うてええかもわからへん。『SECOND』がもう定着してもうてるから」と消極的。津田が「ちょっとあまりいい響きじゃないよな。オレの中でな」とこだわりを見せると、ユースケは「『S-1』とか。わからんようにするとか」と提案した。かつて映像作品で競い、月間王者が賞金1000万円、年間王者が同1億円を獲得した『S-1バトル』を思い浮かべた津田は「なかったっけ? 『S-1グランプリ』って。ノンスタ(NON STYLE)が優勝してん。1億円もらってた」と笑った。改題の話に戻したユースケは「もうちょっとわからんようにするとか。『いぶし銀』とか『漫才師』とかでもええかもな」と次々と案を挙げた。
その後、『THE漫才師』『芸人』『オレたち芸人』『オレたち芸人、頑張りまっせ』が挙がり、16年を意識した『シックスティーン』や『漫才道』『漫才君』『オレたち漫才君』『それ行いけ漫才君』なども続いた。さらに、初代王者・ギャロップを大会名にする案、前年王者名で更新する案も出た。
津田は「『プライド』とかさ、格闘技あるけどさ」と提案。ユースケが「『漫才プライド』」と補足すると、津田は「『漫才プライド』、これどう?」とノリノリに。ユースケも「ええんちゃう。プライドをかけてるもんな。かけて戦ってるし」と肯定し、一気に浮上。しかし、津田の『ダブルプライド』を却下したユースケが「『プライド』で言うと、『M-1』だってプライドかけて頑張ってるやん。『THE W』やってそうやん」と話すと、いったんトーンダウンした。
2人のアイデアは止まらず、津田の「『執念』」に、ユースケは「『執着』」と対抗。津田は「執着は嫌な言葉や」と斬り捨てると、ユースケも「『執念』も“ちょっと怖いんちゃう”」と疑問視した。津田は「“ハッピー執念”」と抵抗し、ユースケは「それやったら、せめて『執念。僕ら漫才師、頑張りまっせ』みたいなんつけたら、ちょっと柔らかくなる」とやり合った。
ユースケは「それ(『執念』)やったらまだ『プライド』とかの方がええんちゃう」とコメントし、「(格闘技も今やってないし、“『プライド』初代チャンピオンです”とか」と再推薦。津田が「ギャロップです」と続くと、ユースケは「“そっちの方かい”ってなるやろし。つかみ的にもできるやろし」と話した。
議論は続き、ユースケは「このままでええかもな。『ノックアウト』みたいな」と大会のステージ名に着目。津田も「これええな。ノックアウトしていってるから」と賛同すると、ユースケは「この形式ってほかないやん。当たっていくみたいな。『ノックアウト』いいかもな」と発言。津田が「『ノックアウト』かっこええやん」といい、ユースケは「“『ノックアウト』の初代チャンピオンです”“へえ”ってなるよね」と収まりもいいとした。
ユースケは「でも、“16年目以上”っていう意味をタイトルにつけたかったんやろうな」と『SECOND』に理解を示すと、津田は「まあそやな。だから『SECOND』ってことか」と納得気味に。ユースケは「まあ変えるのは難しいな。1回、それでやってんねんから」とトーンダウンしたが、津田は「ちょっとは考えてほしいな。あんまりええ言葉じゃなかったからさ」と思いを吐露。ユースケが「わかるよ、言うてることは」と話すと、津田は「オレら漫才師、なめたらあかんでってさ」と強気になった。
最後はユースケが「でも、こんだけみんな出てはるっていうことはそんだけ(『SECOND』が)すごいというか」とリスペクトを示し、5月予定の決勝へ向け、津田が「今から楽しみにね」と呼びかけた。以前も参加資格について提言するなど、ダイアンの『THE SECOND』への関心はきわめて高いようだ。
