危機に直面する日本の「花火」を支援 DOBERMAN INFINITYがチャリティーソングを発表
5人組ヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY」は16日、日本の伝統文化である花火を応援する「日本の花火『エール』プロジェクト」のアンバサダー就任を記念した応援チャリティーソング「INFINITY ZOO」が完成したことを発表した。
伝統文化「花火」を応援、楽曲の収益の一部は花火業者や花火師へ
5人組ヒップホップグループ「DOBERMAN INFINITY」は16日、日本の伝統文化である花火を応援する「日本の花火『エール』プロジェクト」のアンバサダー就任を記念した応援チャリティーソング「INFINITY ZOO」が完成したことを発表した。
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日本の夏の風物詩「花火」。例年であれば全国の花火師たちは今、多忙を極めている時期。しかし、新型コロナウイルスの影響で、全国各地の花火大会は中止や延期に。イベントの中止による経済的打撃はもちろんのこと、披露する機会を失って倉庫に眠る大量の花火玉により、新たな花火の製造もままならない状態が続くなど、全国の花火業者は未曾有の危機に直面している。
一方で、全国の花火師たちは悪疫退散祈願や人々に希望や元気を届けることを目的に、無告知のサプライズ花火を自己負担で打ち上げるなど、多くの人々に感動を与えようともしている。
そうした多くの人々を楽しませ感動を与えてくれた花火師の職人技を守り、花火師を支援しエールを送るべく、NPO法人大曲花火倶楽部や日本花火鑑賞士会などの花火愛好家で結成された「日本の花火を愛する会」がこのほど発足。「エール」プロジェクトが始動した。
同プロジェクト関係者は、「若い世代に人気があり、元気で前向きになる曲を歌っているDOBERMAN INFINITYを通じて、少しでも多くの若者に、今のこの苦境を知っていただきたい」と起用理由を説明。メンバーのSWAYは「ワクワクドキドキ感を一緒に感じてもらえれば」、P-CHOは「音楽で力付ける事ができればという思いを込めて今回この楽曲制作に臨みました」と曲作りへの思いを語った。
なお、同楽曲は21日よりチャリティーソングとして配信。その収益の一部は、今回のプロジェクトを通じて花火業者および花火師向けの支援に役立てられる仕組みとなっている。