俳優の山田裕貴が10日、都内で行われたサッポロビール「ヱビスブランド」新CM発表会に登壇した。

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　新CM「始まりの時」篇では、夢に向かって旅立つ友人に向けて「頑張れよ」と声をかけるシチュエーション。山田が送り出す友人を演じたのは、同じ事務所に所属する俳優・宮崎秋人が演じているが、彼とはかつて「少年漫画みたいに出会っていた」という。

　山田は『海賊戦隊ゴーカイジャー』でデビュー後、役者の養成学校で話をする機会があったが、「それが15年前。僕がデビュー組として行ってお仕事の話をして、教室を出た裏側で声をかけられて『俺、あんたに絶対負けないから』って言われたのが出会いだった。あいつ『おはようございます』もなしですよ。俺は『おはようございます』と言ってから『は？　俺も負けないから』って言った」とエピソードを明かした。

　今回のCMで共演し、「“頑張れよ”っていうのマジで恥ずかしくて。なんでお前なんだよって（笑）。（キャスティングした）ヱビスさん僕のこと調べ尽くしているんですよね、ほんとに！」と照れくさそうに苦笑い。「いまでも事務所で唯一の同い年なのかな？　いまでも会うとこっ恥ずかしい。彼は特別な思いがありますね」としみじみだった。

　ブランドアンバサダーを務める山田。この日イベントでは寄せられた“門出エピソード”を紹介された。「この春、娘が就職して自分と同じ職業になる」という話が出ると「自分は父親がプロ野球選手で、自分もなろうとしたけどあきらめた人間。その親子関係もいいし、支えてくれる人いっぱいいたんでしょうね。いいですね」とほほ笑み、最後は「乾杯！」と締めくくった。

　新CMは3月11日より放映を開始する。