稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾と同事務所のヘイテツ、香取主演ドラマで初共演「子どもの頃からずっとテレビで見ていた方」

稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾が名を連ねる芸能事務所・CULENに合流したヘイテツが、13日放送の香取が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(木曜午後10時)の第10話に出演することが10日、発表された。2人は初共演となる。

香取慎吾(左)とヘイテツ【写真:(C)フジテレビ】
香取慎吾(左)とヘイテツ【写真:(C)フジテレビ】

13日放送のフジ『日本一の最低男』に出演

 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾が名を連ねる芸能事務所・CULENに合流したヘイテツが、13日放送の香取が主演を務めるフジテレビ系連続ドラマ『日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった』(木曜午後10時)の第10話に出演することが10日、発表された。2人は初共演となる。

 本作は、選挙当選のためにイメージアップを狙い、義弟の小原正助(こはら・しょうすけ/志尊淳)とその子どもたちと暮らすことになった大森一平(おおもり・いっぺい/香取)が、次第に家族の問題と真剣に向き合い、やがて本気で社会を変えようとする姿を描く“選挙&ニセモノ家族ドラマ”。

 ヘイテツが演じる野上慧は、かつてニュース番組のプロデューサーだった一平の元部下で、一平がテレビ局を辞めるきっかけを作った因縁の人物。第6話のラストでは、街頭ビジョンに映し出された、子ども食堂の活動に励む一平の姿をにらみつける野上が登場。職場で一平から激しく叱責されたことを思い出し動揺する野上の様子から、今なお一平に対してただならぬ感情を抱いていることが明かされたが、今回の第10話では、野上は現在、動画配信者として活躍していることが明らかに。ニュースの裏側を暴露する動画チャンネル『のがっちの NEWS を KILL』を運営し、20万人以上のチャンネル登録者から支持を集める人気動画配信者となっていたのだった。

 ヘイテツは、2002年5月7日、宮城県で韓国人の父と日本人の母の間に生まれた22歳。22年に韓国のプロダクション・SM Entertainmentの練習生として渡韓。23年には、活動グループやメンバー数に制限がないグローバルグループとして話題のNCTが、新グループを立ち上げるために行ったオーディション『NCT Universe:LASTART』に参加。身長184センチメートル、細身でスラッとした抜群のスタイルと端正なルックスで注目を浴びた。24年秋、稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が参加しているCULENに合流、本作を機に、日本を拠点にした本格的な芸能活動をスタート。今回が念願の俳優デビュー作で、初演技となっている。

 ヘイテツ&香取のコメントは以下の通り。

○ヘイテツ

――初めてのドラマ収録を終えて、今の心境は。
「撮影が終わるまで、ずっと肩の荷が重たかったです(笑)。制作陣の方々から、僕の至らない部分を教えていただきながら、そして自分でも試行錯誤を重ねながら、なんとか乗り切れたかな、という思いです」

――野上慧という人物を演じる上で、心がけたことは。
「野上の正義感の強さや、自分の信念に対する頑固さは、僕自身の中にもあると思います。ただ野上の場合は、自分の正義というものに、若干矛盾も感じているんじゃないか、という気がしていて。そういう繊細な部分をどうやったら表現できるのか、意識しながら演じたつもりなんですが、やっぱり難しかったですね。でもそんな風に、いろいろなことに気づかせてくれたり、考えるきっかけを与えてくれたこの野上というキャラクターに、とても感謝しています」

――香取慎吾さんとの初共演はいかがでしたか。
「初対面ではなかったんですが、これだけ長い時間、ご一緒するのは初めてで。やっぱり、僕が子どもの頃からずっとテレビで見ていた方ですから、とても緊張しました。でも今回は思い切って、大先輩の背中に乗っかっちゃおう……いや、胸をお借りしよう、と(笑)。ですから、実は撮影に入る前、“今回はたくさんご迷惑をお掛けすると思いますが、すみません”と事前に香取さんに謝っておくべきかどうか迷っていたんですね。でも、そんな言い訳をするのは、ただの甘えだと思って、結局、特に何も言わずに撮影に臨みました。そんなこともあって、現場では香取さんとあまりお話ができなかったんです。もしかすると、香取さんから“人見知りな子だな”と思われているかもしれません(笑)」

○香取慎吾

――ヘイテツさんの印象は。

「僕よりも背が高くて、迫力があるんだけど、役柄と相まって、気弱でナイーブな部分も垣間見えて。それでいて、どこか鋭さも感じさせる、とても個性的な役者さんだと思いました」

――ヘイテツさんとの初共演はいかがでしたか。
「一平と野上が2人きりで話すシーンがあるんですが、まさかあそこまで緊張感のある空気になるとは……(笑)。1話の頃からは想像もつかないような、かなり緊迫したシーンになっていると思います。緊張すればするほど楽しくなってくるタイプの僕としては(笑)、とても充実した時間を過ごすことができましたね。彼の眼の奥に秘めた力強さを感じながら、なんとか負けないように頑張りました!」

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