日本アカデミー賞に「主題歌賞」新設 Mrs. GREEN APPLEの『Dear』が初代受賞「その大きさに背筋が伸びます」

日本アカデミー賞は10日、その年の最も印象に残る主題歌を担当したアーティストに贈る「主題歌賞」を新設することを発表。栄えある初回は、3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの『Dear』(映画『ディア・ファミリー』主題歌)が受賞することも明かされた。

Mrs. GREEN APPLE
Mrs. GREEN APPLE

3月14日に「第48回日本アカデミー賞授賞式」開催

 日本アカデミー賞は10日、その年の最も印象に残る主題歌を担当したアーティストに贈る「主題歌賞」を新設することを発表。栄えある初回は、3人組ロックバンド・Mrs. GREEN APPLEの『Dear』(映画『ディア・ファミリー』主題歌)が受賞することも明かされた。

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 日本アカデミー賞は「日本映画人による日本映画人のための日本映画の祭典」として、1年の映画界の総決算である授賞式にて映画に携わる俳優、スタッフを顕彰し、48回目を迎える。

 賞発足当初から「音楽部門」は設立され、劇伴作曲者を対象に顕彰してきたが、「さらに、作品の世界観を表現する重要な存在であり、映画と観客の架け橋になっている主題歌につきましても、顕彰することにいたしました」と、新設理由を説明している。

 栄えある初回、第48回日本アカデミー賞主題歌賞の受賞者は、授賞式の副賞協力TASAKIの推薦、映画人の組織である日本アカデミー賞協会会長、ならびに役員の選考により決定。アーティストはMrs. GREEN APPLE、対象作品は『ディア・ファミリー』主題歌の『Dear』となった。

『Dear』は、家族の絆を描いた実話をもとに映画化された『ディア・ファミリー』の主題歌。作詞・作曲を担当した大森元貴が、事前に作品の資料や映像を見て得たエネルギーや生きる活力を込めて書き下ろした。

 Mrs. GREEN APPLEの大森は、「この度、新たに設立された特別賞『主題歌賞』を受賞いたしました。映画と音楽は非常に密接な関係にあり、日々音楽を創作する者として『作品の邪魔だけはしたくない。その映画に関わったすべての方々へ感謝の気持ちを込め、最大のラブレターであるべきだ』と思いながら主題歌を担当させていただいております。名誉ある祭典で初の受賞者となり、その大きさに背筋が伸びます。今後とも胸を張って、より良い音楽を創るべく邁進してまいります」とコメントしている。

 なお、3月14日に都内で開催される「第48回日本アカデミー賞授賞式」にて贈賞が行なわれる。

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