明石家さんま、みのもんたさんを追悼 『ミリオネア』での裏話披露「ものすごくドキドキした」
タレント・明石家さんまが8日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。キャスターのみのもんた(本名・御法川法男)さんの訃報にコメントした。

『MBSヤングタウン土曜日』に出演
タレント・明石家さんまが8日、メインパーソナリティーを務めるMBSラジオ『MBSヤングタウン土曜日』(午後10時)に出演。キャスターのみのもんた(本名・御法川法男)さんの訃報にコメントした。
リスナーから、1日未明に亡くなったみのさんとさんまの共演では、2001年の27時間テレビ内の『クイズ$ミリオネア』が印象的だったとメールが届くと、さんまの記憶もよみがえった。さんまは「天国行ったら(好きな)お酒ドンドン飲んで欲しいぐらいやけどもやな」と言うと、「みのさんはいろいろお仕事でもお世話になったりしたんですけど。今これ(リスナーメール)で思い出しました。『クイズ$ミリオネア』で俺と今田(耕司)と誰かが(故)横山やすしさんの扮装して出たんですよね。1問答えるたびに簡単な問題やけど『よっしゃあ、アホんだら』とか言うて、スタジオ中、回ってたら『喜ぶほど難しい問題ちゃいまんねん』って今田がずっと注意するパターンで」と回想した。
「どんどん正解して行って、『ライフライン(のテレフォン)』一か八かで日曜日の夕方(の生放送)やったんやけども、大竹しのぶさんが出てくれたら面白いなと思って、IMALUでもええか、最低おばあちゃでも大丈夫かと思って電話かけたら、IMALUがまさかの(出た)。IMALUが電話取って『なあに。見てたよ』とか言うて。それで大竹さんに代わってクイズやって。それがえらい盛り上がって」と振り返った。
「その後(の番組は)『サザエさん』なんですよ。時間決まりなんですけど、ディレクター、プロデューサーは『ここをもっと延ばしたい』っていう感じになって。でも『待てよ、サザエさんの時間決まってるぞ』(って)。もうその時に『不正解せなあかん』ってなって。女性プロデューサーやったけど、『すいません』ってわざと間違ったのを覚えてます。『サザエさん』入れなあかんから。それまでに遊びまくったんで、えらい長くなってるから」とはじけた分、大幅に時間をロスしたと説明した。
「『サザエさん』は何時からや? って聞いたん覚えてる。CM中に。『次の問題これでいいな?』『いや別にこれにしなくても』って」と攻防もあったという。「『サザエさん』終わってから、じっと待ってたってことにしてとか言うてたわ。それを覚えてる。それやから、ホントはもっとすごい賞金を稼げたんです。『サザエさん』で(クイズを)やめたっていうのを覚えてるな」と裏話を披露した。
さんまは「みのさんもあの独特の間で、じーっと考えて『正解!』とかいうのがものすごくドキドキしたのは確かやな。あれテクニックやな」と称賛し、「本当にご冥福をお祈りいたします」と言葉を送った。
