笑福亭鶴瓶、映画撮影中に寝る「うとうとって…」 本編映像にも採用される
落語家の笑福亭鶴瓶が8日、都内で行われた映画『35年目のラブレター』公開記念舞台あいさつに原田知世、WEST.の重岡大毅、上白石萌音らとともに登壇。本作の撮影を振り返った。

塚本連平監督「鶴瓶さんらしい。おおらかな態度でいと思った」
落語家の笑福亭鶴瓶が8日、都内で行われた映画『35年目のラブレター』公開記念舞台あいさつに原田知世、WEST.の重岡大毅、上白石萌音らとともに登壇。本作の撮影を振り返った。
戦時中に生まれ、十分な教育を受けることができず読み書きができないまま大人になった西畑保が、自分を支え続けてくれた最愛の妻・皎子(きょうこ)への感謝を手紙で伝えようと、夜間中学に通い始める……というストーリー。保を鶴瓶、皎子を原田が演じており、若かりし頃の西畑夫妻を重岡と上白石が演じている。
きのう初日を迎え、鶴瓶は「このメンバーとまた会えて、来てくれたみなさんと会えてうれしいいい映画に出させていただいたという実感はある。1、2回とは言わず3、4回と見に行ってほしい」と心境を語った。
鶴瓶と夫婦役で共演した原田も「去年のきょう、西畑家のセットでの撮影が最終日だった。あのとき『1年後に映画が公開されている』と思ったけど、素敵ないい作品に仕上がるんだなって思っていた。監督を信じてついていこうと思って、いまこうしてついてきて、素晴らしい景色を見せていただいた」と感謝した。
すると、鶴瓶はメガホンをとった塚本連平監督とのエピソードを紹介。「僕映画の中で寝たんですよ。うとうと……って。スタッフさんが『鶴瓶さんいま寝ています』って言ったら監督は『寝ていていいんだよ、鶴瓶さんは。寝るから鶴瓶さんなんだよ』って言っていて、意味わからなかった(笑)」と話すと、塚本監督は「鶴瓶さんらしい。おおらかな態度でいと思った。寝たカットは映画に入っているけど、誰も気付かないですよね」と裏話を明かした。
そのほか、本作の主題歌を担当したシンガーソングライターの秦基博も参加した。
