アカデミー賞5冠の映画監督が来日、サプライズ登場した日本の大女優に感激「出演された映画の大ファンです」
第97回アカデミー賞で作品賞を含む主要5部門を受賞した映画『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカー監督が8日、都内のTOHOシネマズ六本木で行われた来日記念舞台あいさつに登壇。受賞後、初の公の場が日本となり、オスカー像を披露した。

史上初めて1つの映画で4つの賞を獲得したオスカー受賞者
第97回アカデミー賞で作品賞を含む主要5部門を受賞した映画『ANORA アノーラ』のショーン・ベイカー監督が8日、都内のTOHOシネマズ六本木で行われた来日記念舞台あいさつに登壇。受賞後、初の公の場が日本となり、オスカー像を披露した。
本作は、ニューヨークを舞台にストリップダンサーとロシア新興財閥の御曹司の身分違いの恋という古典的な題材をリアルに映し出した、現代のアンチ・シンデレラストーリー。アカデミー賞では、作品賞、主演女優賞、監督賞、脚本賞、編集賞の最多5部門を受賞し、ベイカー監督は、史上初めて1つの映画で4つの賞を獲得したオスカー受賞者となった。
ショーン・ベイカー監督たっての希望で、7年ぶり3度目のプロモーション来日が実現。金色に輝くオスカー像を持って登城すると、「こうして日本に来られて、みなさんとご一緒できることを特別なことだと思っています」とあいさつ。「オスカー受賞直後の来日ということで、受賞できたことを日本でセレブレーションしているかのような感覚です」と思いを述べた。
オスカー像の話題で「これは外で拾ってきたものです」とジョークを飛ばし、会場が笑いに包まれると、「これは監督賞の像です。本当は全部持ってきたかったのですが、けっこう重い。1体25ポンドと重量があるんです」と誇らしげに語った。
日本映画にも造詣が深いベイカー監督は、主演のマイキー・マディソンに日本映画『女囚 701 号/さそり』(1972 年)を役作りの参考にすることをリクエスト。『女囚さそり』に出演し、欧米でカルト的な人気を博す俳優・梶芽衣子が花束贈呈のゲストとしてサプライズ登場し、アカデミー賞受賞を祝福した。
ベイカー監督は、日本の大女優のおもてなしに大感激し、「I LOVE YOU」と笑顔でハグ。「本当にありがとうございます。梶さんが出演された映画の大ファンです」と伝えた。
