格闘技イベント「RIZIN」は7日、都内で「THE MATCH2」（5月4日・東京ドーム）に関する記者会見を開き、イベント名を「RIZIN男祭り」に変更して予定通り開催すると発表した。また、フェザー級タイトルマッチなど追加カード2試合も発表。朝倉未来は参戦予定も対戦相手は未定とした。会見後に囲み取材に応じた榊原信行CEOは、未来の対戦相手、マッチメイクの構想を語った。

　平本蓮の負傷により一時は中止となった「THE MATCH2」のメインカード。今月3日の緊急会見では「勇気ある撤退も選択肢の一つ」としていたが、開催にこぎつけた。

　榊原CEOは「未来もこの東京ドームを盛り上げるためにも、自分がマスターピースとして必要だっていうのは分かっている。5月4日に向けて積み上げて練習してきている中で、平本との再戦という要素を無くしても復帰したいという思いもあった」と、未来の思いを代弁した。

　また、未定となっている対戦相手については「復帰するにあたってインパクトのある相手、東京ドームに熱狂を生み出せる相手」と説明した上で、YA-MAN、鈴木千裕、カルシャガ・ダウトベックらの名前を候補としてあげた。また、「それ以外の話題性のある相手も見つけられるかもしれない」と現状では模索中であるとした。

　そして、「総合的に考えて未来は復活はするという気持ちを固めている」と改めて強調し、「他の団体の皆様に声をかけてもノリが悪い。純血のRIZINで、ドームクラスのド派手なインパクトのあるカードをしっかりラインナップしたい」と意気込みを語った。