俳優の井ノ原快彦とテレビ東京の中原みなみアナウンサーが5日、都内で行われたテレ東系「『出没！アド街ック天国』祝！放送1500回 30周年SPECIAL」（3月22日午後6時30分）の囲み取材会に出席。お互いの印象を語り合った。

　放送1500回記念で、30年の名場面をベスト30で振り返る『30周年SPECIAL』の収録直後に囲み取材に応じた2人。中原アナは同番組に関わって約1年がたつが、中原アナの印象について井ノ原は「（番組に）来てくれたときに、すごくフレッシュなんだけど“おてんば娘だったんだろうな”って感じがして、お育ちもよろしいと思うんですけど、僕が育った下町にいそうな雰囲気も出してくれるんですよ」と語り、「なので、視聴者のみなさんにも愛されるキャラクターだなと思うし、僕もこうやって先輩ヅラしていますけど、非常に助けられていますし、育ててもらっています」と吐露した。

　一方、同番組を担当する前と後で、井ノ原の印象に変化はあったか尋ねられた中原アナは「私は井ノ原さんのことは、アド街もそうですけどアイドル時代のときから知っていたので」とコメントし、井ノ原から「一応、今もアイドルなんです」と突っ込まれて笑いを誘うと、中原アナは「あっ、ごめんなさい（笑）」と謝罪しつつ、「V6であられたときも知っていて、すごくキラキラされていて、かっこいい存在で尊敬できる人ってイメージで入っていったら、最初からフランクに接してくださったことが1番の驚きでした。こんなに距離感近く話をさせていただけるんだと思って、アド街にススっと入っていけたのは井ノ原さんあってこそだと思っています」と感謝。「その温かさが番組にも出ていると思うんですけど、横で見ていて井ノ原さんのおかげでつながっているんだろうなって思って尊敬しています」と目を輝かせた。

　また、中原アナにとって同番組は“落ち着ける場所”だそうで「私は普段、報道番組をメインにやっているんですけど、ここに来ると肩の力が抜けるんですよね。それは井ノ原さんもですし、レギュラーのみなさん、ゲストのみなさんからいろんな情報をいただけるということ。それをただ聞いているというよりは、教えてもらっていて、やわらかい雰囲気の中で一緒に部屋の中でくつろいでいるみたいな、パブリックビューイングみたいな感じがして好きですし、自分にとってこれからもずっとそういう場所であってほしいなって、何十年も続いてほしいなって番組です」としみじみと語った。