高畑充希、劇中歌の歌唱シーンで“ピーターパンの記憶”を追想「心が震えた」
俳優の高畑充希が6日、都内で行われた映画『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開)の日本語吹替版キャスト舞台あいさつに清水美依紗、kemio、ゆりやんレトリィバァ、音楽プロデューサーの蔦谷好位置とともに参加した。

“悪い魔女”エルファバ役の日本語吹替版を担当
俳優の高畑充希が6日、都内で行われた映画『ウィキッド ふたりの魔女』(3月7日公開)の日本語吹替版キャスト舞台あいさつに清水美依紗、kemio、ゆりやんレトリィバァ、音楽プロデューサーの蔦谷好位置とともに参加した。
20年以上愛され続けている不朽のミュージカル作品が、実力派俳優のシンシア・エリヴォ、人気アーティストのアリアナ・グランデを主演に迎え、映画化。「オズの魔法使い」で少女ドロシーがオズの国に迷い込むずっと前に遡り、後の“悪い魔女”と“善い魔女”の視点から描いた物語となる。
シンシア演じる後の“悪い魔女”エルファバ役の日本語吹替版を担当した高畑は、あすに迫った公開を前に「いよいよ始まるってことで、かなりドキドキしています」といい、「私、実は吹替版をまだ見られていなくて。なので、後日映画館まで見に行こうかなと思っているんです」と語った。
本作にはさまざまな楽曲が登場するが、一番好きな曲を問われると「正直選べない。どの曲もめちゃめちゃ好き」と困り顔。それでも「やっぱりエルファバ役としては一番最後に流れる曲は外せない。昔ピーターパンを演じていてフライングで空を飛んでいたのですが、映画でもエルファバが飛びながら歌うんです。人間だから飛べないけど、役で飛んでいた記憶がぐわっと引き出されて心が震えた。大好きな曲がより近くなった印象です」と打ち明けた。
ステージ上では、ストーリーにちなんで日本語吹き替えメンバーの“友情の証”としてフラワーアレンジメントを制作。高畑は、宣伝活動をともに行ってきたグリンダ役の清水に向けて花をチョイスし、最後の仕上げをした。渡す場面となると、突然ひざまずき、会場のファンを沸かせた。清水は「お花をいただけるなんてこんなにうれしいんだって実感。ありがとうございます」と笑顔を浮かべた。
