Aぇ! group佐野晶哉、声優初挑戦で苦労明かす 実年齢と離れたキャラで「めちゃめちゃ難しかった」

Aぇ! groupの佐野晶哉が5日、都内で行われたアニメーション映画『ヨウゼン』(3月21日公開)の完成披露試写会に出席。声優初挑戦となった本作のアフレコを振り返った。

試写会に出席したAぇ! groupの佐野晶哉【写真:ENCOUNT編集部】
試写会に出席したAぇ! groupの佐野晶哉【写真:ENCOUNT編集部】

「ちょっと声を低く太くして、だんだんしゃべり声を定めていった」

 Aぇ! groupの佐野晶哉が5日、都内で行われたアニメーション映画『ヨウゼン』(3月21日公開)の完成披露試写会に出席。声優初挑戦となった本作のアフレコを振り返った。

「白蛇:縁起」「ナタ転生」で知られる中国のアニメスタジオ・追光動画とチャオ・ジー監督がタッグを組み、中国の古典小説「封神演義」に登場するヨウゼンを主人公に描いた長編アニメ作品。佐野は金霞洞の仙人・玉鼎真人の門下で、九転玄功など様々な術を操るヨウゼンの日本語吹き替えを担当した。

 本作で声優初挑戦となった佐野。演じたヨウゼンは佐野の実年齢よりも年上となり、「最初はそこに苦労しましたね。素でセリフを読むと少年っぽく聞こえてしまうのでちょっと声を低く太くして、だんだんしゃべり声を定めていった。でもアクションシーンで攻撃を受けたときの声、攻撃避ける声がどうしても弱く聞こえてしまう。避けているのに避けているのにいっぱいいっぱいに聞こえてしまう。その修正がめちゃめちゃ難しかったです」と苦労を打ち明けた。

 また「冒頭、仙人を追いかけるシーンがあるのですが『水しぶきがかかったときの声』『細い未知をヨロヨロと走る声』と台本にあって、実写では出さない声が連発してあって……」といい、「声優業ならではの声の使い方を勉強させてもらった」と回想した。

 ヨウゼンの甥・沈香(ジンコウ)を演じた声優の増田俊樹は、佐野より10歳以上も年上となるが「増田さんが声で年齢を下げてくれた。僕にはそんな技術持っていないので感動しました」と感謝する場面もあった。

 イベントでは、誕生日が3月13日の佐野、3月8日の増田に向けてサプライズでバースデーケーキが登場。キャラクターを模したケーキで、その場で一口食べることになったが、佐野は「むっちゃムズい。好感度に影響しそう」とどの部分にスプーンを入れるか躊躇していた。

次のページへ (2/2) 【写真】Aぇ! groupの佐野晶哉アザーカット
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