渡哲也さん「西部警察」ゆかりの日産自動車も追悼、「松竹梅」CM動画にも哀悼メッセージ
俳優の渡哲也さん(本名・渡瀬道彦)が10日に肺炎のため亡くなったことが明らかになったことを受け、映画界だけでなく、渡さんの出演ドラマやCMにゆかりのある各界からも追悼のメッセージが相次いだ。
映画界だけでなく、自動車業界からも追悼
俳優の渡哲也さん(本名・渡瀬道彦)が10日に肺炎のため亡くなったことが明らかになったことを受け、映画界だけでなく、渡さんの出演ドラマやCMにゆかりのある各界からも追悼のメッセージが相次いだ。
日本アカデミー賞協会は公式ツイッターで、「俳優の渡哲也さんが8月10日に逝去されました。『わが心の銀河鉄道 宮沢賢治物語』で第20回優秀助演男優賞、『誘拐』で第21回優秀主演男優賞を受賞。日活が生んだスターとして、生涯数多くの映画ドラマに出演し、石原プロモーション代表として後進の道を拓きました。謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼の意を示した。
1965年の日活映画「あばれ騎士道」でデビューした渡さん。刑事ドラマ「大都会」「西部警察」シリーズなどの有名作への出演で知られる。
日産自動車の企業情報などを発信するツイッターアカウント「日産グローバル」は、「おくやみ」として14日夜に投稿。「劇中に日産車が多数活躍した1980年代の刑事ドラマ #西部警察に #大門圭介 役で出演された俳優 #渡哲也 さんが亡くなられました」とし、「多くの弊社従業員も作品に憧れて育ちました。素晴らしい作品の数々を本当にありがとうございました。謹んでお悔やみ申し上げます」と、名優をしのんだ。
そのうえで、日産自動車のYouTubeチャンネルでドラマ「西部警察」で使用された車両を特集した動画コンテンツを紹介した。
また、渡さんは宝酒造の清酒「松竹梅」のCMでもおなじみだった。故・石原裕次郎さんが1970年の第1弾から出演を始め、渡さんが後を引き継いだ。宝酒造のフェイスブックには、裕次郎さんと渡さんの“共演”となった50周年の記念CMの動画が公開されており、コメント欄には「追悼」「心よりご冥福をお祈りいたします」などの声が寄せられている。