米俳優で歌手のレイチェル・ゼグラーが5日、都内で行われた映画『白雪姫』（20日公開、マーク・ウェブ監督）のスペシャル歌唱イベントに、吉柳咲良とともに出席。初来日を喜んだ。

　同イベントは観客ありで実施。豪華な衣装に身を包んだゼグラーが登場すると、会場からは大きな歓声が起こった。ゼグラーは「本当に皆さん来てくださりありがとうございます」と感謝し、「『白雪姫』って作品は自分にとって本当に大切です。作っていて本当に楽しかった。皆さん愛してくれると確信しています」と自信をにじませた。

　続けて、吉柳とともにステージに立っていることについて「うれしく思っています。とてもワクワクして、楽しんでいます」とにっこり。さらに、吉柳の印象を「こんなにすてきなかわいらしい人はいらっしゃらない。内側も外側も美しい人です。やさしい心を持っていると感じました。日本に来れて、新しい友達と会えてうれしいです」と口にした。

　ゼグラーは、今回が初来日。日本の印象を聞かれると「ニューヨーク出身なので、寒いのも雪もへっちゃらです。逆に、白雪姫だからちょっとくらい雪がふらないと白雪姫じゃないんじゃないかなって思います！」と、この日の天候をものともせず、「ディズニーシーに足を運ぶことができました。ファンタジースプリングスなどすばらしいものをたくさん見ています。本当に楽しんでいます」と声を弾ませた。

　この機会に聞いてみたいことがあるという吉柳は「日本でしたいこと、ほしいものはありますか」と質問。これにゼグラーは「今回、たくさんの友人と来日しました。全員が抹茶キットを買って帰りたいと言っています。アメリカで大人気なんです。日本のお茶の作法はマスターしていませんが、そういったものに興味があります。日本の伝統に触れて、日本らしい経験をして帰りたいと思います」と答えていた。

『白雪姫』は、ディズニー初の長編映画。1973年に発表されてから長きにわたり人気を博してきた作品を、新たなミュージカル版として実写化した。ゼグラーは白雪姫を務め、吉柳は白雪姫役の声優を担当している。