生田斗真主演の日テレ『俺の話は長い』、5年ぶり続編放送 共演キャストも続投「再会できるのが楽しみ」

俳優の生田斗真が主演を務めた日本テレビ系連続ドラマ『俺の話は長い』が5年ぶりに放送されることが、5日発表された。あわせて、3月30日と4月6日の午後10時30分より2週連続で放送することが決定した。

生田斗真が主演を務めた『俺の話は長い』が5年ぶりに放送される【写真:(C)日本テレビ】
生田斗真が主演を務めた『俺の話は長い』が5年ぶりに放送される【写真:(C)日本テレビ】

『俺の話は長い』が2週連続で放送

 俳優の生田斗真が主演を務めた日本テレビ系連続ドラマ『俺の話は長い』が5年ぶりに放送されることが、5日発表された。あわせて、3月30日と4月6日の午後10時30分より2週連続で放送することが決定した。

 同作は2019年10月期に放送された脚本・金子茂樹氏による、無職のニートで現実逃避のための言い訳とヘリクツの天才・岸辺満(生田)とその家族が奏でる究極のホームドラマ。

 前作は、第38回向田邦子賞を受賞。今作『俺の話は長い ~2025・春~』は連続ドラマから5年後の世界を描き、前作に引き続き満の義理の兄・秋葉光司(安田顕)、姉・秋葉綾子(小池栄子)、姪・秋葉春海(清原果耶)、母・岸辺房枝(原田美枝子)、行きつけのバー店長・駒野海星(杉野遥亮)、喫茶店の常連客・牧本求(西村まさ彦)らも出演する。

 岸辺満36歳。大学卒業後、コーヒーにはまり起業したものの失敗。そして無職のニートに。自分でも何とかしたい気持ちはある。だが彼には口げんかだけは誰にも負けない、という特殊能力があり、ヘリクツを駆使し、自分のダメさをごまかし続けて生きてきた。

 弟のヘリクツを「単なる現実逃避」と断じ、弟がこうなったのは母にも責任があると詰め寄る姉。痛いところを突かれ揺れる母。5年前、すったもんだあって県会議員の秘書となったもののすぐにクビ。満は再び喫茶店を営む母親に寄生するニート生活へ。

 そんな中、ついに喫茶店&実家の売却話が。再び勢ぞろいした家族による屁理屈合戦。果たして満はダメ男から脱却し、自立への道を歩み出すことができるのか、というストーリー。

 そして、5日午前5時より、新ストーリー放送に合わせて、19年放送の『俺の話は長い』がHulu、TVerで配信がスタートする。

生田「相変わらず満の小言が健在でした」

 生田のコメントは以下の通り。

――レギュラーから5年ぶりの新作ですが、感想は。

「やれたらいいなと、なんとなく思っていましたけど、ようやく(脚本家の)金子先生の気持ちが動き(笑)すごく楽しい面白い脚本が出来上がってきたので5年という月日が流れましたけど、実現した感じです!台本を見て、タウンページみたい(笑)でビックリしました。読んでみて、相変わらず満の小言が健在でした。ワンシーンがやっぱり長いんですよね!一人ひとりのセリフの量がたくさんあるので、ちゃんと今から勉強をしないと。セリフも多いし大変ですけど楽しいドラマになると思います」

――前作の中で印象に残っているシーンは。

「小池栄子さん演じる、姉の綾子と縁側で2人で話しているシーン。あそこはすごく印象的で、普段いがみ合って、お互い悪口ばっかり言い合っている姉弟だけど、本当に弱っている時は、ふと、満なりの優しさで、彼女を励ましてあげるみたいな、そういう絆が見えるシーンだったので、印象的に残っています。その根本の愛情がちゃんと2人には流れているから、何言っても許される感覚はありましたね」

――久しぶりに会う家族の皆さんと楽しみなことは。

「みんな本当にマイペースと言うと軽くなっちゃいますけど、自分の軸みたいなものをきちんと持っていて、それをブレさせない強さがある。撮影の時に、控室で5人がバラバラに座っているんですけど、一人がセリフをボソボソと言うと、次のセリフの人がボソボソと言って、だんだんセリフの練習が始まっていくみたいな。本当に心地良い家族みたいな気持ちになれる場所なので、再会できるのが楽しみです!」

――自分と満が似ているところは。

「このドラマを観た自分の身の回りのいる方たちには『普段のまんまだよ』とよく言われましたね(笑)。こんなに俺って、口うるさいのかな?って驚きました。それと同時に『うちの息子そっくりなんですよ!』とか『うちの兄貴もこんな感じなんですよ!』という声もたくさんいただいたので、満って全国各地にたくさんいるんだなって。そういう家族の誰かとか、近所の誰かとか、あいつっぽいなみたいな感じで身近な存在として楽しんでもらえたらなと思います」

――前回と演じ方を、ここは変えようかなと思うところはありますか。

「変わらないですよね。満の変わらない良さみたいなものを出せればなと。成長はしてないんじゃないかな(笑)してほしくないです(笑)。その強さが彼にはあるんじゃないですか?変わらない強さが!とはいえ連ドラの時をなぞっていくのもちょっと違うと思う。5年たっている事は間違いないので、そんなに意識せずにと思っています」

――視聴者のみなさんへメッセージ

「家族そろって、ごはんを食べながら、あーでもない、こーでもないと言って観られる楽しいホームドラマです。横になりながらでもリラックスして観られるドラマになるといいなと思います。考察とかないので(笑)。ダラーとただただ楽しく観てほしいです!」

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