お笑いコンビ・さらば青春の光の森田哲矢が3日、日本テレビ系『大悟の芸人領収書』（月曜午後11時59分）に出演。事務所に訪れた“珍客”とのエピソードを明かした。

　松竹芸能から独立したさらば青春の光は13年、個人事務所ザ・森東を設立。森田が社長、東ブクロが副社長を務めている。

　所在地は東京・五反田。森田は「事務所だけに、住所をさらしてるんですよ」とすると、「いろんなやつが来るんですよ。猫飼ってるんですけど、『猫ちょっと触りたいんですけど……』とか、変なやつがいっぱい来るんですよ」と語った。

　先日は、「ピンポン（インターホン）が鳴って出たら、高校生が目の前にいた」とのこと。聞くと、その高校生は福島から夜行バスで上京し、そのまま紳士服販売店でスーツを購入、それを来て事務所を訪ねたそうで、「弟子にしてもらえるまで帰りません！」と「めちゃくちゃ気合入ってた」という。

　この懇願に対して、森田は人生で初めて「うちは弟子とってない」と説明したそうだが、詳しく話を聞くうち、その高校生は森田らを「そんな好きではない」模様。好きな芸人の1位は千鳥、2位はダウンタウン、3位は霜降り明星、4位はニューヨークだったそうで、さらば青春の光は「7位。和牛さんの1個上です」と告げられたという。

　これを受け、森田は霜降り明星のスケジュールを確認。翌日、『ルミネtheよしもと』での出番があることを知ると、「そこに出待ち行け」と指示するとともに、「腹、減ってるか？」と事務所の下にある中華料理店で食事をごちそうしたそうだ。

　加えて、「お前、ニューヨーク好きなんやな。屋敷（裕政）に電話したるわ」とテレビ電話で会話までさせる神対応。「次の日までおらなあかんから。泊まらせてあげて」と五反田のシティーホテルまで用意したという。

　これに共演者たちが感心すると、森田は「こういうやつが事務所に来るのって、千鳥さんの悪影響」と指摘。「やっぱり千鳥さんが東京でやってきた数々の破天荒。あれを見て憧れて『じゃあ突（撃）したれ』って突（撃）するんですよ」と持論を述べると、MCの千鳥・大悟が「ワシら、急に日テレ来て『ちょっとテレビ出せや』とか。そんなこと、言うたことない。『よろしくお願いします』って言いながら、ここまで来たわけやから。お前らがイメージ悪うしてるだけや」と反論し、スタジオを爆笑させる場面もあった。