橋本環奈、朝ドラから“ノンストップ”で民放連ドラ主演…初の医師役「ちょっと怖いけど、ワクワク」「髪、切りました」
俳優・橋本環奈が、4月22日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(火曜午後9時)に主演することになり、4日、同局が発表した。橋本は、放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~金曜午前8時)に管理栄養士役で主演。同作終了後、間を空けずに『天久鷹央の推理カルテ』の主人公を演じる。昨年は主演舞台『千と千尋の神隠し』の英国・ロンドン公演、NHK紅白歌合戦の3年連続司会も果たしているが、2025年も橋本はノンストップで走り続けている。

4月22日スタートのテレビ朝日系『天久鷹央の推理カルテ』
俳優・橋本環奈が、4月22日スタートのテレビ朝日系連続ドラマ『天久鷹央の推理カルテ』(火曜午後9時)に主演することになり、4日、同局が発表した。橋本は、放送中のNHK連続テレビ小説『おむすび』(月~金曜午前8時)に管理栄養士役で主演。同作終了後、間を空けずに『天久鷹央の推理カルテ』の主人公を演じる。昨年は主演舞台『千と千尋の神隠し』の英国・ロンドン公演、NHK紅白歌合戦の3年連続司会も果たしているが、2025年も橋本はノンストップで走り続けている。
同作の原作は、ベストセラー作家・知念実希人氏による小説シリーズ『天久鷹央の推理カルテ』。現役医師でもある同氏が、実際の症例をもとに想像力を膨らませて描いた骨太の医療ミステリーで、シリーズ累計360万部を記録している。今年1月からはアニメ版の放送・配信もスタート。その初実写化が同作で、橋本は医師役に初挑戦する。主人公の医師・天久鷹央(橋本)が医学的な知見と診断能力を武器に、謎多き事件や現象を鮮やかに解決していくストーリーで、橋本にとってはテレビ朝日系連続ドラマ初主演。天久とバディを組む内科医の小鳥遊優は三浦翔平が演じる。
<橋本環奈、一問一答>
――出演が決まった時の率直な気持ちは。
「もともと原作小説が好きだったので、ドラマ版のお話をいただいた時からずっと、楽しみにしていました。第1段階としてビジュアルから鷹央先生に近づけたらいいなと思い、髪も久々にレイヤーを入れつつバッサリと切りました。天才ドクターという役柄は初挑戦ですし、難しい医療用語や長ゼリフも多いので、ちょっと怖い気持ちもありますが(笑)、何よりも『やっと撮影に入れるな!』とワクワクしています」
――天久鷹央をどのように演じていきたいか。
「鷹央先生はさまざまな謎など、自分が興味を持ったことに向かって突っ走っていくんです。そのワクワクした感じや、オタク気質がかわいらしいなって思います。一方で、実は内面に不安を抱えているところもあって、そのギャップがすごく素敵。そこを大事にしながら演じたいと思います。演じる上で重点的に頑張りたい難関は…やっぱりセリフです! 覚えるだけでも今までで一番時間がかかりそうですし、今日から滑舌の練習をしようかなって思うくらい、今は9割以上セリフのことしか考えていないです(笑)。というのも、自分のセリフだけでいっぱいいっぱいになって、休憩中にスタッフや共演者の皆さんとワイワイできる楽しい時間を共有できなかったら、もったいないですから。また、今回みたいに温度感がなく、つらつら重ねていく感じのセリフ回しは初めて。どんなテンション感でやるかも含めて、現場でつかんでいくことになるとは思いますけど、どこへどう着地するか楽しみです」
――本格初バディを組む三浦翔平さんの印象もあらためて。
「翔平さんと前回ご一緒したのは(フジテレビ系連続ドラマ)『警視庁いきもの係』です。私はまだ10代で、ドラマの経験もほぼない状態だったんですけど、翔平さんは誰に対しても分け隔てなくラフな感じで、明るく接してくださいました。今回も変わらず、とても温かい翔平さんとまたご一緒できてうれしいです。翔平さんは、当時の打ち上げで披露してくださった数々のモノマネも全部似ていたくらい、本当に器用な方です。『何でもできちゃう』という言葉は、翔平さんにピッタリな言葉だなって思います。今回は、そんな翔平さんと“全然違うキャラクターのバディ”を演じるということで、どんな掛け合いのテンポ感や空気になるか楽しみです」
――視聴者へメッセージを。
「いろんな謎を解き明かしていく鷹央先生を、心から楽しんで演じたいと思います。ぜひ、楽しみにしていてください」
<三浦翔平の一問一答>
――出演が決まった時の率直な気持ちは。
「原作小説を読ませていただき、“医療×ミステリー”という2つの要素が交わった骨太で面白い内容を読者としてすごく楽しませていただきました。ただ、これを自分たちが実写でやるんだ…と別目線から見た瞬間、ちょっとしんどかったです(笑)。というのも、僕が演じる小鳥遊は鷹央先生にこき使われ、あちこち休む間もなく出ずっぱり! しかも、セリフが本当に長いし、専門用語も多いんです。ですが、プレッシャーを感じると同時に、楽しみでもあります」
――小鳥遊優をどのように演じたいか。
「芯があって、真面目な先生。過去にはいろいろあったようですが、それを経て鷹央先生とバディになることで、彼の良さがさらに出てくるのかなとイメージしています。そんな小鳥遊は、基本的に“受け”の役どころ。周りの登場人物全員の受け芝居をしなきゃいけないので、大変ではありますが、とにかく受けて受けて全部拾えれば良いなと思います。あとはセリフですね。医療用語の意味もちゃんと調べて理解しておかないと、動きがリアルにならないと思うので…。ちゃんと落とし込むまでに、いつもの倍の時間がかかるかもしれない。大変な3か月になるかと思いますが、全力を尽くしたいと思います」
――本格初バディを組む橋本環奈さんの印象もあらためて。
「しっかりとバディを組むのは初めてですが、環奈さんは天才なので安心しきっています。自分はセリフ覚えが悪いし、数回NGを出したらメンタルがボキッと折れる人間ですが…(笑)、環奈さんはセリフ覚えも速いし、本当に何でもできる! これから3か月、助けてください(笑)」
