広瀬すず、杉咲花&清原果耶との時間は「幸せ」 合唱団が劇中歌を生歌唱「泣きそうに」

俳優の広瀬すずが3日、都内で行われた映画『片思い世界』(4月4日公開、土井裕泰監督)の完成報告イベントに、杉咲花、清原果耶、土井監督とともに出席。杉咲、清原との撮影期間を振り返った。

完成報告イベントに登場した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】
完成報告イベントに登場した広瀬すず【写真:ENCOUNT編集部】

撮影から2年「早く世界に作品を見てもらいたい」

 俳優の広瀬すずが3日、都内で行われた映画『片思い世界』(4月4日公開、土井裕泰監督)の完成報告イベントに、杉咲花、清原果耶、土井監督とともに出席。杉咲、清原との撮影期間を振り返った。

 同作の撮影をしていたのは2023年とのことで、約1か月後に公開を迎える心境を聞かれた広瀬は「(出演が)決まってから、3人で1回会ってご飯を食べにいったんです。その日から2年がたっていることをきょう実感しています」としみじみ話し、「あっという間のようで、2年間心にあった作品だからこそ、早く世界に作品を見てもらいたいな、届いてほしいなって感じです」と吐露した。

 同作は、広瀬、杉咲、清原のトリプル主演。広瀬は「お芝居を通して、現場で2人といた時間がとっても幸せでしたし、楽しくて仕方がなかった」と回顧し、演じたうえで「ノスタルジーな温かさがある中で、小さな希望を信じてみたくなるような。見たことない世界、希望みたいな。そういうのを感じ取ってもらえるんじゃないかなって。信じてみたくなる作品でした」と語った。

 この日は、同作に「かささぎ児童合唱クラブ」として登場する杉並児童合唱団が、劇中歌『声は風』を生歌唱。歌声を聞き、感想を求められた広瀬は「役もそうですし、撮影のこともそう。いろいろなことが一気に蘇ってきた感覚です。杉並児童合唱団の皆さんの真っすぐな声、坂元(裕二)さんの言葉にやられています。泣きそうになっちゃいました」と絶賛していた。

 映画『花束みたいな恋をした』から4年。同作では、脚本家の坂元裕二氏と土井監督が再びタッグを組み、広瀬、杉咲、清原のトリプル主演が実現した。東京の片隅にある古い一軒家で一緒に暮らす、美咲(広瀬)、優花(杉咲)、さくら(清原)による物語で、家族や同級生でもないが強い絆で結ばれている3人。それぞれが抱える、届きそうで届かない「片思い」とは。

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