タレントの上沼恵美子が3日、ABCラジオ『上沼恵美子のこころ晴天』（月曜正午）に出演。かねてファンと公言する上川隆也主演のフジテレビ系ドラマ『問題物件』（水曜午後10時）の5日放送回に出演することを告知した。

　上沼は「だいぶ前に行ってきたんですけど」と言うと、「上川さんのね、上川隆也さんのね、ドラマにね、一言だけで出てます」と明かした。シャンプーハット・てつじから「（上川の）ご指名でしょ?」と聞かれると、「うん。上川さんが言ってくださって」と肯定し「私が大ファンでっていうので、私の方からお呼びすることが多かって。3回ぐらい来てくれはったのかな。“お返し”って言うので、ドラマって」と説明した。

　上沼は「“ドラマはダメです”言うて、2回ほど断らしてもらったんですけど。“どうしても”って（言われて）、私は思ったの。これでもう上川さんに会えないかも分かんないじゃない。だから、“行けばお会いできる”と思ってロケ地で会いました」と告白。「マンションのごみ出しに出たおばちゃんの役で。『問題物件』というね。上川さんを見て“あ～、男前”って言うだけなんですよ。恥ずかしいねんけど」と打ち明けた。

　上沼は撮影について「“あ～、男前”っていうのを4か所ぐらいから撮るんですよ。おんなじことを4つ（回）せなあかんのよ。私、昔『銭形平次』やってたんでね、覚えてるんですけど。あのときはフイルムやったからな。もっと難しかったな。“影が出る”やらなんじゃら言うて大変だったんですよ。（今回は）“あら、男前”って言うので、ゴミ出しに私が出てね」と振り返った。

　てつじが「ホンマに上川さんのことを男前って思ってるから出るセリフ？」と聞くと、4月で70歳を迎える上沼は「もちろんでございますよ。で、人柄がいいもん。私もほんと、人柄やねん。還暦すぎてから、何を見てるか言うたら人柄。人柄悪かったら、なんぼ芸が上手でも、礼儀正しくないとか、人柄があかんなと思うと、もうあかんねん。受けつけへんねん」と力を込めた。

「ホンマに好きやから、（上川の）目を見れないわけですよ。好きな人の」と明かした上沼。「目の前にいたの。フイルムだったらおれへんからね。“平次親分!”言うても、平次親分おらんと、カメラに言うてるんやからね。そんな撮り方やなくて、ちゃんといらっしゃって。前にいてくれて、ホンマに男前やったわ」と回想した。

　てつじが上川とのセリフ合わせなどがあったかを気にすると、上沼は「（オンエアを）見たら笑うわ。“こんだけかい”って。まあええのよ。私は会いたかったから」と言うと、「トイレ行ったらあかんで。もうその瞬間に（出番は）終わりますから」と楽しみにするリスナーにクギを刺した。