「僕だったらブチギレる」朝倉未来、3.45kg体重超過のBD戦士の過激パフォに言及「クズ野郎」
格闘技エンターテインメント「BreakingDown15」(ABEMA PPVで全試合生中継)が2日、東京・プリズムホールで開催された。第15試合では3.45キロオーバーした赤パンニキが安保瑠輝也の愛弟子・てるをKO。規定により公式記録はノーコンテストとなった。試合後、赤パンニキがてるや観客を挑発。大会後に朝倉未来社長が言及した。
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「体重を守れないっていうのは話にならない」
格闘技エンターテインメント「BreakingDown15」(ABEMA PPVで全試合生中継)が2日、東京・プリズムホールで開催された。第15試合では3.45キロオーバーした赤パンニキが安保瑠輝也の愛弟子・てるをKO。規定により公式記録はノーコンテストとなった。試合後、赤パンニキがてるや観客を挑発。大会後に朝倉未来社長が言及した。
赤パンニキは前日計量で体重超過するもコーラをラッパ飲みするパフォーマンス。全く反省していなかった。さらに試合後には「まずは勝ってごめんなさい。でもノーコンテストみたいなので、てるくんにはKO負けが残らないので良かったと思います」「BreakingDownってこういうやつらの集まりだろ」と発言。観客からブーイングを浴びた。
これ以外にも同大会では選手の過激なパフォーマンスが目立っていた。朝倉は大会後の囲み取材で一連のパフォーマンスについて「僕個人的には『ふざけてるな』と思います。でもああいうヒールがいるからこそ賛否が生まれて注目が集まる。アメリカのプロレスラーもUFCファイターもそんなの当たり前にやるじゃないですか。全員が倫理的にとかみんなの思い通りになったら普通のアマチュアになってしまうので、それはそれで仕方ないことなのかなと」と述べた。
計量オーバーについては今後ペナルティーも科される。失敗した選手は失敗後2大会は出場停止となることを改めて明言した。「体重を守れないっていうのは話にならない」と首を傾げた。また水抜き幅も今後は4キロ以下にしていくという。
それでも体重超過した赤パンニキの試合後パフォーマンスについては「面白いなって。個人的にあそこまでするやつ、いまの時代にいないと思うんですよ。いろんな意見を言われてアンチコメントを目にして傷つく人も多い。そのなかであそこまでヒールに徹するのは面白い。でも客観的に見たらクズ野郎。僕が対戦相手だったらめっちゃブチギレてる」と笑顔に。
とはいえ今回のオーバーは3キロ超。本物の格闘技では危険を伴う数値だが「2人の体型的に3キロってそんなに重要なのかな? と思っちゃいました。水抜きとかじゃなくて脂肪で削るべき」と提言していた。
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