【御上先生】後輩の入院で浮き彫りになる槙野の過去 視聴者が考察「優しいってことだけはわかった」
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の第7話が2日に放送された。今回は岡田将生演じる文科省の同期・槙野恭介の過去につながる場面もあり、視聴者による考察が行われている。

御上との関係に考察も「背中を預けて結託する未来が近い気がする」
俳優の松坂桃李が主演を務めるTBS系連続ドラマ『御上先生』(日曜午後9時)の第7話が2日に放送された。今回は岡田将生演じる文科省の同期・槙野恭介の過去につながる場面もあり、視聴者による考察が行われている。
同作は未来を夢見る子どもたちが、汚い大人たちの権力によって犠牲になっている現実と、そんな現実に1人の官僚教師と令和の高校生たちが共に立ち向かっていく、“教育のあるべき真の姿”を描く大逆転教育再生ストーリー。松坂演じる東大卒でエリート文科省官僚の御上孝が、新たに設立された“官僚派遣制度”によって県内トップの東大合格者を誇る私立隣徳学院に赴任し、日本の教育を変えるために現場から声をあげる。
(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)
御上と槙野と後輩で文科省に勤める津吹隼人(櫻井海音)が、仕事中に意識を失い倒れてしまう。病院には出産間近の大きなお腹の妻が駆けつけた。幸い目を覚ました津吹だったが、翌日MRI検査を受けることに。病院に付き添った槙野は、過去に同じように病院に付き添った記憶を思い出す。それは「高野さん」と呼ばれる男性が担架で運ばれている様子だった。槙野は津吹に、「明日検査が終わって退院になったとしても、絶対に仕事来るなよ。これ業務命令だから」と伝えた。
槙野は第4話で、「高見家之墓」と書かれたお墓を参っている。そのシーンの前の回想では、病室を訪れた槙野がベッドに誰もいないことに気づき、開けっぱなしになっていた窓に近づく場面も。外から悲鳴が聞こえ、恐る恐る窓辺に近づいた槙野は、地上を見つめると青ざめ、動悸が激しくなっていた。
津吹はMRIの結果、脳の血管が詰まりかけていたことが判明する。手術することになったが、手術日と出産予定日が重なってしまった。「何のために仕事してるんですかねぇ……俺たち……」とつぶやく津吹のもとを後にした槙野は、ため息をつくと壁に頭をもたれ、悲しそうな表情を見せた。
津吹の入院をきっかけに槙野の過去が少しずつ見え始めた第7話に、SNS上では「後輩への温かさが垣間見えた回。ひねくれたヒール役だけにほんの少しの優しさでもグッとくる」「今日は槙野さんが優しいってことだけはわかった」と反応が。また「槙野は後輩を過労死か何かで亡くしてるのかな。。」「槙野がお墓参りしていたのは以前の部下だったのか?」「津吹に対する優しさを見る限り、槙野も冷徹なだけの人物じゃないんだろうな」「表向きは敵対してる槙野も絶対に御上と共闘してると思ってる」「御上と槙野が背中を預けて結託する未来が近い気がする」と考察も行われている。
