【BreakingDown】空手世界一がプロキック王者を圧倒 敗れた安保は左足負傷…引きずりながら金網を後に
格闘技エンターテインメント「BreakingDown15」(ABEMA PPVで全試合生中継)が2日、東京・プリズムホールで開催されている。第12試合では、第5代Krushスーパーフェザー級王者の安保璃紅が“空手世界一”の実力を持つ大野篤貴と対戦し判定負けを喫した。
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延長までもつれ込んだ
格闘技エンターテインメント「BreakingDown15」(ABEMA PPVで全試合生中継)が2日、東京・プリズムホールで開催されている。第12試合では、第5代Krushスーパーフェザー級王者の安保璃紅が“空手世界一”の実力を持つ大野篤貴と対戦し判定負けを喫した。
安保瑠輝也の弟として知られる璃紅は昨年、窃盗などの行為を繰り返し行方不明状態に。更生したかと思えたが再度窃盗。同イベントのオーディションも無断欠席し、兄も手を焼いてきた。前日計量は体調不良のため現場に姿を見せなかった。
一方の大野はこれまで「ダンチメン・あつき」の名前で同イベントで戦ってきた選手。空手仕込みの派手な回転技を繰り返し毎回観客を盛り上げている。
大野が序盤から冷静に攻めていた。安保のローキックを見切り軸足に蹴りを当てる。1R目の終盤には左フックから右ストレートのコンビネーションを当てケージ際に追い込んでいた。
1Rで決着はつかず延長戦へ。延長Rでも大野が圧をかけ圧倒。一方の安保は組みついて膝蹴りを繰り出していた。
結果は判定へ。5人中2人は安保したが、残りの2人とオーディエンスは大野を支持し、大野が判定勝ちを収めた。敗れた安保は左足を負傷したのか引きずりながら歩き、ケージを後にしていた。
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【写真】左足負傷…ひざをつきながらセコンドの兄・安保瑠輝也と会話する安保璃紅の姿
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