タレントの上沼恵美子が2日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』（日曜正午。通常午前11時40分）に出演。番組では俳優・三浦友和が72歳でインスタグラムを開設したことを取り上げ、出演者のSNS事情を話題にした。

“ボケ防止”という理由もあると紹介されると、78歳の高田は「72歳（現在73歳）でしょう？　まだボケは早いんじゃないですか」と言うと、MCパートナーの上沼に「僕、SNSやらないんですけど、おやりになられます？」と質問。YouTubeをやっている今年70歳を迎える上沼は「（詳しくは）分からないです。私も」と返した。高田は出演者に「皆さん、SNSはおやりになってる？」と聞くと、全員から「やってます」と返って来た。

　高田は「何を書くんですか？」と尋ねると、重盛さと美は「私服をあげたり、髪形を変えたらそれを」と回答。FUJIWARA・藤本敏史が「すごい人気あるんですよ」と重盛のインスタに触れると、重盛は「（登録者）177万人。それでアパレルの仕事が来たり、いろんな仕事が来たり」と明かした。藤本は「僕は26万人ぐらいいますね」と言うと、高田は「随分、少ないね」と反応。上沼から「重盛さんのを聞いたからです」とたしなめられた。元サッカー日本代表の槙野智章も「インスタグラムは50万人ぐらいです」と話した。

　高田は「僕もチャットGPTをやってるんだけどもさ」と妙な自慢。上沼が「私もPayPayで払ってるけど」と対抗すると、高田は「オレ、携帯電話、タクシー、ゴーペイ払えるよ」とさらにアピールした。上沼は「私、スマホでハンバーグステーキ注文できるで。レストランに行って。QRコード読み込んで、メニューが出てきて」と話すと、「よく間違うねん。この間クリームソーダ6つ出てきてん」と失敗談を披露。藤本は「そういうのをSNSで発信すると、みんな興味持って見に来てくれるんですよ」とアドバイスした。

　上沼は「冷奴7つ来てん。冷奴はもう食べよう思っててん。お店の方が“間違われたんですね”って引き取ってくれて、ええ店やった」と別のエピソードを話すと、再び藤本が「そんなんをつぶやいてください」と要請した。上沼は「どこでつぶやくの？　家で？」と言うと、藤本は「ただの独り言ですわ」とツッコミ。高田が「家の中でつぶやいてるだけじゃダメなんでしょう？　知らないけど、すごいお金になるんですか？」と尋ねると、藤本は「つながるんですよ。“このタレントさん、こういうの興味あるんだ”（って）。で、その会社がお仕事を依頼したり」と説明した。

　上沼は「知らんねん。なーんも知らんと生きてんねん。もうええもんな。ええねん、私たちはそんなもん知らなくったって。昭和を謳歌してきたもん」と開き直り、高田も「老兵はただ死ぬのみです」と発言して笑わせた。

　藤本が「上沼さんがやったらたぶんみんな」とインスタを勧めると、重盛も「絶対、人気出そう」と太鼓判。高田は「300（万人登録）は行くよ」と言うと、上沼は「行かへんよ」と返した後「こんだけ聞いといて悪いけど、興味ないねん」と思いを口にした。藤本は「もったいない思いますよ、上沼さんなんてね」と残念がり、重盛も「案件来まくると思う」と続いた。

“1日1回SNS投稿で認知症が予防できる”とプレゼンされると、高田は「オレなんか年だから、どっちかというと“SOS投稿”したいです」と言い放った。笑い＆拍手が起こり、上沼は「おもろい、おもろい」と反応。藤本も「面白い、面白い」と声を上げて絶賛した。調子づいた高田はグダグダなムーンウォークを披露して喜んだ。