YOASOBIのAyaseとikuraが2日、都内で行われた『劇場版 YOASOBI 5th ANNIVERSARY DOME LIVE 2024 “超現実”』の公開記念舞台あいさつに出席した。それぞれが、デビュー5周年を迎えてあらためて気づいた互いの一面などについて語った。

　2024年に5周年を迎えたYOASOBI。互いの意外な一面を質問されて、ikuraはAyaseについて「めっちゃ元気！」と回答。「5年を経てあらためて最近実感したこと。そもそも私たち、体が元気。どんなときも、わりとツアーを（こなせる）。スタッフさんが体調が崩してたりするときがあっても、私たちはわりと元気に最後まで完走する」

　Ayaseは「なかなか慣れない都市に行くと、スタッフの半分がお腹を壊すとか、（病気などが）何かが流行ってバタバタいっちゃうということがけっこう多いんですけど、僕らだけはずっとピンピンしている」と補足。現地の料理などを食べても「大丈夫」と異口同音に答えた。

　さらにikuraは「ライブ終わりとか、1日稼働とかインタビューとかした後の、空港まで行く車の2時間くらい、私たちはひたすら喋り尽くしてて（笑）。ラジオくらい喋ってる。この間もそう。ジャカルタ帰りもそうだった。なんか、元気だな～、と最近あらためて思った」とニッコリ。Ayaseも「俺たち、元気だよな～」とうなずき、ikuraも「マシンガントークしてね！」とほほ笑んだ。

　同じ質問にAyaseは、ikuraについて「性格が良い」と回答。ikuraが赤面する中、Ayaseは「まわりのスタッフさんに『ikuraの意外なところどこだと思いますか？』と聞いたら、最近現場に入ったスタッフさんが『けっこうもっとクールだったり、割としっかりしている感じかと思ったら、めっちゃ性格いいじゃん、この子！』と。『そうか！　ikuraってあんまり性格よく見られていないのか！』（笑）」と話した。

　続けてAyaseは「この人、本当に裏表がない。18のときに出会ってるんですけど、ずっと天真爛漫に少女ですし、まったく裏がない。ず～っとキャピキャピして、楽しそうにニコニコしている。プライベートで会うときも、現場の裏でも、実際の現場でもまったく変わらない。そういうやつってけっこう珍しいかもな」と称えた。

　ikuraも「最初から、このAyaseさんでいる。めちゃくちゃお喋りもするし、ハッピーな人間であることが変わらない。性格がいいユニットなのかもしれないです……（笑）」と自画自賛。しかしすぐに我に返って「やだ～！　これ見出しにしないでくださいね！」と報道陣に訴えた。

　また、多忙な日々の中で、休日の過ごし方をたずねられてikuraは「私は親しい人とご飯行ったり、お酒飲んだり、それこそね、お休みの日もたまに（Ayaseと）一緒にお酒飲んだりしますし（笑）。急に夜中とか集まってもね、ぜんぜん（問題ない）」と明かすと、Ayaseは「まぁ、けっこう稀有なユニットだなと思います」と笑った。

　次いでikuraが「あとは趣味がゲーム実況。1人でゲーム実況見たりとか」と話すと、Ayaseが「『モンスターハンターワイルズ』という、全世界待望の『モンスターハンター』最新作がリリースされまして、そのとき僕はジャカルタにいました。昨日帰って、帰国してからすぐやって……！（今回の舞台あいさつ前に）ストーリーを全クリしてから来た」と明かした。

　同作は、東京ドームのファイナル公演で披露された全楽曲を詰め込んだライブ映像に、貴重なドキュメンタリー映像を加えて初の映画化。YOASOBIの“原点”を感じるステージから5万人の全力コールが響く大スケールの演出まで、YOASOBIの“超現実”の世界が、劇場の大スクリーンと5.1chサラウンド音響で体感できる。2月21日に公開され、国内101館の劇場に加え、韓国27館、香港・マカオ14館（香港10館、マカオ4館）、台湾15館の計56館のアジア域でも上映されている。