梅宮アンナ、がん闘病中に戸惑った言葉は「大丈夫」 相手の気持ちを理解も「違和感あった」

タレントの梅宮アンナが1日、都内で行われたイベント「BeMe 私らしく~ご自愛市spring~」(3月1、2日開催)のスペシャルトークセッションに出席した。がん闘病中の周囲の反応などについて語った。

イベントに登場した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した梅宮アンナ【写真:ENCOUNT編集部】

言われてうれしかった言葉は「本当によくここまで来たね」

 タレントの梅宮アンナが1日、都内で行われたイベント「BeMe 私らしく~ご自愛市spring~」(3月1、2日開催)のスペシャルトークセッションに出席した。がん闘病中の周囲の反応などについて語った。

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 昨年8月に「浸潤性小葉がん」に罹患(りかん)したことを公表し、目下治療中である梅宮。がん闘病中の周囲の反応について「100人いたら100人リアクションが違う。皆、何かを言わないといけないと思う。その何かが、『大丈夫だよ』という言葉とともに勇気づけてあげられるから、『大丈夫だよ』と言う人がほとんどだと思う。『大丈夫だよ、アンナちゃん、がんなんてすぐ治る時代だから!』と良かれと思って言ってくれる方がけっこう多かったですね。勇気づけるために言ってるのも分かるけど、すごい戸惑う」と回顧。

 当時を振り返って「言われたときに、『なんでこんなに違和感があるんだろう?』とすごい思った。『ありがとう』と素直に言えなかったんですよね。がんは、『簡単に治る病気ではない』というのが頭にもあったので」と話し、「『うちのお母さんがそうだったから』とか『うちの妹がそうだったから』とか言われたんですけど、ん~、皆、スタートポイントが違う。治療がすごい長いから、じゃあ何を言われてうれしかったかというと、『そっか~。がんばろうね! 治療がんばって、治るといいね!』とか。『大丈夫』という言葉が違和感あった」と胸中を吐露した。

 また、最近言われてうれしかった言葉は「『本当によくここまで来たね』という風に言ってくれるのが(うれしい)」。続けて「抗がん剤治療期間は早いと思わなかった。『よくがんばったね』と言われるのがすごいうれしい」とほほ笑んだ。

 同イベントの主催は、主婦の友社および毎日新聞社。

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