元フジアナの長谷川豊氏、古巣が待ち受ける“3つの壁”を示して予言「乗り越えられなければ、終わります」

元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が27日にXを更新し、フジテレビの今後についての持論を展開した。同局の清水賢治社長が同日、中居正広氏と20代女性のトラブルに端を発した問題でスポンサー収入が「前年比でいうと約10%弱のレベル」と明かしたことなどに言及。これからぶつかるであろう「3つの壁」を示し、「それを越えられなければ終わる」などと記している。

長谷川豊氏【写真:インスタグラム(@yutaka.hasegawa_official)より】
長谷川豊氏【写真:インスタグラム(@yutaka.hasegawa_official)より】

第三者委員会の報告、株主総会、新しい挑戦を感じる番組作り

 元フジテレビアナウンサーの長谷川豊氏が27日にXを更新し、フジテレビの今後についての持論を展開した。同局の清水賢治社長が同日、中居正広氏と20代女性のトラブルに端を発した問題でスポンサー収入が「前年比でいうと約10%弱のレベル」と明かしたことなどに言及。これからぶつかるであろう「3つの壁」を示し、「それを越えられなければ終わる」などと記している。

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 清水社長は取材対応で企業やスポンサーのCM撤退の影響について問われる、「2月の広告収入は前年比の90%減となっています。4月以降の影響がどのようになるかはまだ現時点ではお答えできない」と回答。その上で1月のACへのCM差し替えは311社に上り、現時点での取引先企業は72社になっていることなどを明かした。

 長谷川氏はこの現状を踏まえ、「当たり前ですが4月以降も苦境が続きます。早期に対応すればいいのですが、もちろんしないでしょう。(それが出来るなら最初からこんなことになってない)フジテレビはこれから3つの大きな壁が立ちふさがります」と示した。

 そして、それぞれについて説明した。

「一つ目は第三者委員会の報告。ここが生ぬるい内容、もしくはその報告にきちんとした対応が出来なければアウトです。二つ目は6月。おそらくここが天王山。株主総会がありますが、役員総退陣となるかどうかです。これが1人でも2人でも日枝イエスマンが残ったらアウトになります。そこから影響力が残るのは明白なので。そして三つ目。秋の10月改編までに、若手たちや外部制作会社の才能ある人たちを使って『新しい挑戦を感じる番組』を立ち上げることが出来るのか。これが出来なければ結局、CMはどんどん撤退することになります。スポンサーからすれば他局でCM打てばいいだけの話なので。実はこの三つ目が一番大変です」(原文のまま)

 その上で「上記3つの壁をひとつ残らずちゃんと乗り越えなければ、多分10年とかのスパンでフジテレビは終わります。これは自信をもって予言しておきます」と断じている。

 長谷川氏は、実業家・堀江貴文氏のYouTubeチャンネルで「緊急対談」し、今月1日に配信されたこの動画でフジテレビの内情を明かして話題になった。そして、この日までに742万回再生を記録。同チャンネルは2009年3月3日に開設され、登録者約218万人で4759本の動画を配信している中、歴代1位の再生回数となっている。

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