千原ジュニア、『笑っていいとも!』は「たばこをやめさせてくれた番組」 スタジオアルタに感謝
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが28日、放送作家・樋口卓治氏との著書『物語る』(講談社)の刊行記念会見に出席。新境地を開いた本作の見どころを語った。

放送作家・樋口卓治氏との著書『物語る』刊行記念会見
お笑いコンビ・千原兄弟の千原ジュニアが28日、放送作家・樋口卓治氏との著書『物語る』(講談社)の刊行記念会見に出席。新境地を開いた本作の見どころを語った。
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ジュニアは、2006年に「6人の放送作家と1人の千原ジュニア」において樋口氏が演出した『子別れ』を披露。本書は、ジュニアが樋口氏を相手に、テレビや舞台では聞くことができないエピソードを語り、セッションを重ねて小説としてつづった作品となっている。
ジュニアは出版の経緯について、「樋口さんとは20年ほど前に自分が企画したライブからの付き合い。2023年にお食事会に行った時に、『ミュージシャンがアルバムを作るみたいな感じで本を作りませんか』と言われて、こんなセクシーな誘い方。おもしろいと思い、始まったのがきっかけです」と説明。「14編入っていますので、入り口から出口が近い。どれから誰かに刺さると思います」とアピールした。
30代で樋口氏も担当していた『笑っていいとも!』にレギュラー出演していたジュニア。本日で閉館となる新宿アルタ(スタジオアルタ)や同番組への思いを聞かれると、「僕が中学校に行かず、ずっと見ていた番組だったので、感慨深いものがあった。もしかしたら、テレビの前で引きこもっている子どもが見ているのではないかと思って、出ていたのを憶えています」と話し、「当時、僕がやっていたレギュラー番組で一番早い番組で、ある日現場に行ったら全く声が出なくて、喉が痛いと思っていた。1日60本くらい吸うヘビースモーカーだったんですけど、そこからたばこをやめさせてくれた番組でもあります。次の週に『いいとも!』と言わんとアカンかったからという理由で」と感慨深そうに語り、感謝を伝えた。
