川西賢志郎、TBSドラマに初出演 激務に疲弊する江口のり子演じる礼子の夫役
俳優の多部未華子が主演を務める4月スタートのTBS系連続ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(火曜午後10時)に、島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、川西賢志郎が出演することが27日、発表された。川西のTBSドラマへの出演は本作が初となる。

“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマ
俳優の多部未華子が主演を務める4月スタートのTBS系連続ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』(火曜午後10時)に、島袋寛子、田辺桃子、松本怜生、川西賢志郎が出演することが27日、発表された。川西のTBSドラマへの出演は本作が初となる。
「家事で泣いてしまったことありませんか――?」本作の主人公は、2歳の娘の育児と家事に奮闘する専業主婦の村上詩穂(多部)。働くママが主流となった昼間の街で中々自分と同じような主婦仲間を見つけられず、「…あれ、今日もまた誰ともしゃべってない!?」とちょっぴり焦りを感じる日々。
そんな中、立場は全く違えど、同じように“家事”にまつわる様々な問題を抱える人たちと出会い、交流していくことになる。育児と仕事の両立に限界ギリギリの働くママ・長野礼子(江口のりこ)。完璧な育児計画を掲げるも思うようにいかず困惑する育休中のエリート官僚パパ・中谷達也(ディーン・フジオカ)など。今やどんな立場であっても生きていく以上は誰かがやらなければいけない家事というお仕事。「実はみんな同じように毎日の家事に泣いたり悩んだりしているんだ」とホッとしてクスッと笑える。“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新たなお仕事ドラマだ。
ディーン演じる育休中のエリート官僚パパ・中谷達也の妻・中谷樹里(なかたに・じゅり)を島袋が演じる。外資系ベンチャーキャピタル企業でバリバリ働く樹里は、中谷との一人娘・佳恋を出産後、一年間育休を取得し子育てに専念。その後中谷が育休をとったことで、バトンタッチする形で職場復帰し、現在は海外に単身赴任中だ。人付き合いが苦手な中谷とは対照的にコミュニケーション能力が高い樹里は、詩穂(多部)という初めての“ママ友”との関係やワンオペ育児に苦戦する中谷に、中谷家ならではの変わった形式の近況報告会を通して的確なアドバイスを送る、頼れる存在でもある。
詩穂の娘・苺のかかりつけ小児科医の妻・蔦村晶子(つたむら・しょうこ)を演じるのは田辺。火曜ドラマへの出演は2023年の『夕暮れに、手をつなぐ』以来となる。地域に根ざした「蔦村医院」の若先生と結婚し医院の受付で働く晶子は、優しく気配り上手で、詩穂や苺をはじめ患者たちから慕われる朗らかな女性。若先生とは新婚で、まだまだ2人の時間を楽しみたいと思っている中、早く医院の跡取りを産んでほしいと望む姑や患者たちからの“子作りプレッシャー”にもやもやとした思いを抱いている。
江口のり子演じる仕事と家事育児を両立する働くママ・長野礼子の会社の後輩・今井尚記(いまい・なおき)を松本が演じる。GP帯のTBS連続ドラマへのレギュラー出演は本作が初となる。礼子が所属する総務部の同僚である今井は、仕事とプライベートをきっちり分ける今どきの若手社員。営業志望で現在の総務の仕事にやりがいを見出せない上に、子どもの都合でよく早退する礼子の仕事を肩代わりさせられることに不満を持っている。
礼子の夫・長野量平(ながの・りょうへい)役には、お笑いコンビ・和牛を解散後、俳優としても活躍の場を広げている川西が決定。TBSドラマへの出演は本作が初となる。イベント会社勤務で帰宅が深夜に及ぶことも多い量平は、幼い一男一女を抱える共働き夫妻の長野家において、家事も育児も礼子に任せっきり。礼子に申し訳ないとは思いつつ、日々の仕事に追われて家庭を顧みる余裕がないのが実情。そんな量平に、礼子も不満を募らせていて……。
