高橋克典、子育ては“適度な距離感”が大事 高1息子に「彼も成長して自分で考えるようになりますから」

俳優の高橋克典が26日、都内で行われた「李錦記オイスターソース党 結成&新CM発表会」に出席した。

新CM発表会に出席した高橋克典【写真:ENCOUNT編集部】
新CM発表会に出席した高橋克典【写真:ENCOUNT編集部】

俳優人生にも「“コク”を出していく」

 俳優の高橋克典が26日、都内で行われた「李錦記オイスターソース党 結成&新CM発表会」に出席した。

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 同日よりウェブ上で公開される新CM(計3本)で高橋は、真っ赤なスーツを着た「党首」、威厳のある黒色のコック服姿の「伝統派」、優しくカジュアルな印象の「革新派」の1人3役を演じている。

 同商品にちなみ、オイスターソース以外で誰にも負けない“濃厚な愛”について聞かれた高橋は「やっぱり家族ですね。オイスターソースの濃厚さと同じくらいです」と答え、息子は現在高校1年生になるそうで、子育てで大切にしていることを尋ねられると「成長とともに適度な距離感を持つことが大事なのかなと思います。ついつい小さいときのまま濃厚な接し方で接すると、彼も成長していて自分で考えるようになりますから、その辺はこっちで我慢して距離感を測らないといけないなと思っています」と父の顔をのぞかせた。

 また、人生をおいしくコク深くしてくれるものについては「やっぱり本業である役者ですね。いただいた役をいかに深めて、今まで以上に理解してコクを深めていくか。年齢とともに新しいことを取り込んでいかないといけないので、伝統と革新のある仕事でもあるので、(同商品と)共通性を感じています」とコメント。役者業とどう向き合ってきたか問われると「徹底的に調査して、自分の人生を振り返って、楽しかったこともつらかったことも煮詰めてコクを出していくという感じですかね」としみじみと語った。

 さらに、昨年12月に60歳を迎えたことが話題に上ると「この衣装がちょうどいいですね」とコメントして会場の笑いを誘い、現在撮影中の時代劇のメンバーに還暦のお祝いをしてもらった際に、赤いちゃんちゃんこを着たそうで「あれはなんなんでしょうかね……」と苦笑。60歳という年齢を感じるときは「あまりない」といい、「60歳の赤というのは、さらに情熱的に生きるという感じならいいんですけど、ちゃんちゃんこを着させられて、帽子をかぶせられて『おめでとうございます』って言われると、おじいちゃんの出来上がりみたいな感じで、僕的にはイメージを変えたいなと思いますね」と言葉に力を込めた。

 なお、CM内で“党首”を演じた高橋だが、実際に政界に進出する予定について聞かれると「今の世の中に思うことはありますけど、私の仕事は演技をしてみなさまに楽しんでいただくことですので……はい」と否定した。

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