本仮屋ユイカ、悩ましい四角関係「やっぱり、すれ違っちゃう」からムズキュンしてます
ドラマ現場でスタッフを凍り付かせた一言とは…「ご飯です派!」
――コロナ禍はまだ続いていますが、こうやって直接、会えるのはいいですよね。
「はい。すごくうれしいです。本当に。リモートで打ち合わせしたり、リモートでラジオを録ったり。いろんなリモートのお仕事をして、リモートでできることも結構あるんだなっていうのは、一つの大きな収穫ではあったんですけど、同時に実際に会わないとわからないこともたくさんあるんだなあと思います。今は人と会える貴重さ、ありがたさを身に染みて感じています」
――本仮屋さんの役はパン屋さんの店長、小岩美々子。先代から続いたベーカリーを切り盛りという設定ですね。役作りはどのようにしたのでしょうか。
「まずはパンを作れるようにならなきゃいけないってことだったので、パン作りを先生に習って、練習していました。楽しかったですけど、これを撮影で10年以上、パンを焼いている女性としてやるのは大変ですよね。だから、とりあえず、深く考えるのはやめて、パン作りを純粋に楽しもうと思って練習日は参加していました。先生の手の動き、手順はちゃんとできていたと思うんですけど、ちょっとした力加減とか、そういうのが上手にできなくて難しかったです。スポーツと一緒で、回数が大事だと感じたので、撮影中も、触ってもいい生地があったら、練習するようにしていました」
――要するに、生地をこねる練習ですか?
「こねるし、形を整えたりします。クロワッサンを作ったりしました」
――では、手だけ別の人ということはなく、自身で作った?
「はい、そうなんです。先生は男性で、年上の方なんです。『美々子の手が変わっちゃっていいから、男性的な手でもいいので、先生がやってくださいよ』って、いつも言ってました(笑)。『ダメだよ』ってみんなから励まされて。だから、ドラマで映っている手は全部みんな本人です。飯島君もやったし、(店員役の信川)清順さんも(アルバイトの水野)結衣ちゃんも、みんなやっていました」
――ちなみにパン派ですか? ご飯派ですか?
「ご飯です派! というのを、初日に言ったら、スタッフの人がシーンとしてました(笑)。朝は現場があれば、自分でおにぎりを握ってきますけど、現場が休みだったら、お味噌汁だけとかのときも多いです。ハーブティーだけの時も」