「ここで勝負分けた」那須川天心、マットまで数cmのあわやダウンの瞬間が衝撃的「よく手付かなかった」

ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者の那須川天心(帝拳)は24日、東京・有明アリーナで53.9キロ契約ノンタイトル10回戦を行った。対戦相手は前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)。3-0で判定勝ちを収めたが、1Rでカウンターパンチを被弾したシーンが話題になっている。

那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】
那須川天心【写真:ENCOUNT編集部】

打たれ強さが光った

ボクシングのWBOアジアパシフィック(AP)バンタム級王者の那須川天心(帝拳)は24日、東京・有明アリーナで53.9キロ契約ノンタイトル10回戦を行った。対戦相手は前WBO世界バンタム級王者ジェーソン・モロニー(オーストラリア)。3-0で判定勝ちを収めたが、1Rでカウンターパンチを被弾したシーンが話題になっている。

 キックボクシングとあわせても一番苦しい試合だった。天心は1Rからモロニーのカウンターの右ストレートを被弾。6Rにも右ストレートを真正面から被弾し、ぐらつかされてしまった。

 ネットが注目したのは1Rのカウンター被弾シーンだ。体が温まっていないなか、もろにもらった天心は後退してそのまま倒れそうになるがマットまで数センチの部分でギリギリ耐え、ダウンを回避。ジャンプするようにして態勢を整えた。

 これまで言われていたスピード部分ではなく足腰の強さと打たれ強さも光った試合。天心の間一髪のシーンにネット上では「体幹がすごい」「よく手付かなかったな」「ここから立て直すってボディバランスどうなってんだよ」「すごい耐え方してる!」「ここで勝負分けたと思う」などの声が上がった。

次のページへ (2/2) 【写真】凄まじい体幹でダウンを回避した実際の瞬間
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