FANTASTICS、LDH若手世代を引っ張る存在に 後輩15~16人と焼き肉でも…中島颯太「絶対に僕が払います」
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが、今月5日にミニアルバム『Dimensional Bridge』をリリースした。ABEMAでは『FANTASTICSのイケメンを、壊したい!』もスタートした。所属事務所・LDH内では、若手世代を引っ張る存在にもなってきた。その状況で「今の思い」をメンバーの佐藤大樹、澤本夏輝、木村慧人、中島颯太に聞いた。

佐藤大樹、澤本夏輝、木村慧人、中島颯太でクロストーク
ダンス&ボーカルグループ・FANTASTICSが、今月5日にミニアルバム『Dimensional Bridge』をリリースした。ABEMAでは『FANTASTICSのイケメンを、壊したい!』もスタートした。所属事務所・LDH内では、若手世代を引っ張る存在にもなってきた。その状況で「今の思い」をメンバーの佐藤大樹、澤本夏輝、木村慧人、中島颯太に聞いた。(取材・文=近藤加奈子)
――『Dimensional Bridge』がリリースされました。みなさんの推し曲を教えてください。
佐藤「『Yellow Yellow』です。(八木)勇征の主演映画『矢野くんの普通の日々』の主題歌ということで颯太と試写を見に行ったんですが、この曲が流れた時、ものすごく温かな気持ちになりました。ミドルテンポで聴きやすいナンバーになっているので、多くの人に届けていきたいです」
木村「良い曲ばかりで迷いますが、僕の一押しは『SYNERGY』です。『第一生命 D.LEAGUE 24-25』のテーマソングなんですが、ダンサブルで踊りたくなるようなサウンドはもちろん、歌詞がおもしろくてめっちゃアガります」
澤本「『魔法みたいな日々』は切ないメロディーなんですが、颯太の歌い初めから勇征のサビも声にグッと心ひかれますね」
中島「そう言ってもらえるのうれしいですね。ちゃんと聴いてくれているんだなって」
澤本「当たり前じゃん。ちゃんと聴いているよ。颯太、歌い始めでしょ?」
中島「違います」
佐藤&木村「(爆笑)」
中島「(笑)。僕はリード曲の『TOP OF THE GAME』です。今日の衣装でMVを撮ったんですが、FANTASTICSの勢いが増す1曲になると思います。曲の雰囲気もかっこいいし、めちゃくちゃ踊るし、エキストラにはEXPGの方々にもたくさん出てもらっていて、“これぞLDH”みたいな曲に仕上がっているのでぜひ聴いてもらいたいです」
――収録曲『春舞う空に願うのは』、八木さん主演の映画『僕らは人生で一回だけ魔法が使える』の主題歌です。
佐藤「僕はこの作品の朗読劇で勇征と同じアキト役をやったことがあったんです。なので、映画が決まったと聞いた時、僕が使っていた台本を勇征に渡しました」
中島「それはお客さんが入った朗読劇ですか?」
佐藤「当たり前だろ(笑)。勇征と同じ役をやったことがあるからこそ、歌詞の意味も一つひとつ理解できるし、映画のストーリーもグッと入ってきました」
――佐藤さんから八木さんにアドバイスはされましたか。
佐藤「命にまつわることも描かれているので、『重い作品だよ』というのは伝えました。自分の台本を人に見せるのって本当は恥ずかしいんですが、勇征に責任を持って伝えたかったので渡しました」
中島「何で恥ずかしいんですか?」
佐藤「朗読劇の場合、台本に自分の気持ちを書き込むことが多いから。自分の心の中を見られているようで恥ずかしかったです。でも、そのくらい大切な作品だったので台本も渡したし、LINEで何度もやり取りしたし、直接会って話もして。責任を持ってバトンタッチしました」
――最近は事務所に後輩も増えてきましたが、先輩と後輩どちらの方が一緒にいて楽ですか。
中島「めっちゃ悩むけど、後輩かな」
澤本「僕も後輩の方が一緒にいて楽な気がします」
中島「先輩方も大好きで、今まではめっちゃご飯に連れて行ってもらったりしていたんです。だけど、後輩をご飯連れて行ってあげるようになって、自分でも『後輩大好きなんだな』って気づきました。NEO EXILEのグループにそれぞれ仲良い子がいて、これまで15~16人の後輩とご飯に行っていますね。焼き肉に連れて行くことが多くてみんなよく食べるんですが、お会計は絶対に僕が払います。今まで大樹くんにやってもらっていたことを僕は後輩にやってあげるようにしています」
佐藤「でも、最近はじゃんけんで誰が払うかを決めています。僕も後輩は大好きだけど、先輩といると甘えられて楽だなって思います」
木村「僕もどっちかというと先輩派です」
佐藤「昨日はHIROさん、AKIRAさんと飲みに連れて行ってもらったのですが、僕がつぶれちゃって。途中からAKIRAさんの前で一言も発してなったんですが、それでも許されちゃうので、楽だなって思います。HIROさんもいるし、当たり前に緊張はするんですが、自分が下でいる方が楽なんですよね。あと、いじってもらうのが大好きなんで。仲が良い後輩はTHE RAMPAGEの藤原樹と長谷川慎、NEO EXILE世代だとKID PHENOMENONの山本光汰です」
澤本「僕、後輩といる方が楽だけどご飯とかは全然行かないです。でも、KID PHENOMENONの鈴木瑠偉とだけは誕生日に一緒にご飯に行きました。接していると彼らは本当に新世代だなって感じがします」
中島「それは本当にそう(笑)。いろいろ教えてあげましたもん」
――NEO EXILE世代はJr.EXILE世代どう違うんですか。
澤本「ノリが完全にZ世代だなってびっくりします」
中島「そう、ノリですよね。ボケなのか分からないけどノリも(笑)。あと彼らは一緒に焼き肉に行っても、お肉を全然焼かない(笑)」
佐藤「すごい。新世代だ(笑)」

ノリで「資格取る」宣言「楽しそう!」
――2025年の目標を教えてください。
中島「服に色を取り入れる! 2024年はモノトーン系の私服が多かったので。差し色を入れてお洒落を楽しみたいです」
佐藤「僕は服を1着も買わない。2024年は3か月1着も買わずに頑張った時期がありました」
木村「3か月って全然じゃないですか(笑)」
佐藤「自分にとってはすごいことなのよ。今まで爆買いしてたから」
――1回の服代はいくらぐらいに。
佐藤「3桁くらいいっちゃう時もありました。そして、服を1年買わないのはやっぱり無理なので、『家族と年に3回はご飯に行く』にします」
澤本「僕は料理が得意なので野菜ソムリエの資格を取って、みんなにおいしい野菜の食べ方を伝授したいです。もちろんFANTARO(※FANTASTICSのファンネーム)にも」
――澤本さんは、2024年上半期『ViVi国宝級イケメンランキング』のADULT部門に10位にランクインしました。順位をもっとあげたいですか(※取材時2024年12月中旬。澤本は後日発表の2024年下半期『ViVi国宝級イケメンランキング』のADULT部門8位にランクイン)
澤本「1回入れただけで十分うれしいです。でも、反響はありましたね。この時、勇征はNOW部門で殿堂入りしてFANTASTICSから2人もランクインできたので、いろんな人に注目してもらえて良かったなと思います」
木村「僕は何か1つ資格を取りたいです。サインを書く時に字がきれいだったらかっこいので、ボールペン講座とか挑戦してみようかなって。あと、カヌレソムリエとかないですかね」
佐藤「あるか、そんなもん!」
澤本「慧人が2025年に資格取るのはENCOUNTで“宣言”って書いて大丈夫ですよ!」
中島「でも、2025年はマジで資格1つ取らない?」
木村「そういうのがあると楽しそうだもんね。ということで、2025年は資格取ります!」
□佐藤大樹(さとう・たいき) 1995年1月25日、埼玉県生まれ。パフォーマー。血液型A。
□澤本夏輝(さわもと・なつき) 1994年1月19日、長野県生まれ。パフォーマー。血液型0。
□木村慧人(きむら・けいと) 1999年8月16日、東京都出身。パフォーマー。血液型A。
□中島颯太(なかじま・そうた) 1999年8月18日、大阪府生まれ。ボーカル。血液型B。
