猫専用AIデバイス「Catlog」、“犬版”開発スタート データ募集も開始…日米同時リリース目指す

猫の行動やコンディションを首輪型デバイスとアプリにより自動的にAIが解析する「Catlog(キャトログ)」を展開する株式会社RABOは、猫の日(2月22日)企画の第2弾として、三井物産子会社のMoon Creative Ventures株式会社と資本業務提携に合意し、「Catlogの犬専用版 開発プロジェクト」に着手したことを発表した。

「Catlogの犬専用版」開発スタート
「Catlogの犬専用版」開発スタート

総額8億円の資金調達も実施

 猫の行動やコンディションを首輪型デバイスとアプリにより自動的にAIが解析する「Catlog(キャトログ)」を展開する株式会社RABOは、猫の日(2月22日)企画の第2弾として、三井物産子会社のMoon Creative Ventures株式会社と資本業務提携に合意し、「Catlogの犬専用版 開発プロジェクト」に着手したことを発表した。

「Catlog」と「Catlog Board」の2つのデバイスで“猫様”の日々のデータから行動やコンディションを自動的にAIが解析し、まな猫の調子を把握することで、日頃の過ごし方や体調不良時の通院判断、そして動物病院での診察にも役立つよう飼い主とまな猫をサポートしている。

「Catlog」を展開するRABO社はこのたび、猫のための「Catlog」の犬専用版の開発に着手したことを発表。さらに、新規投資家のMoon Creative Ventures、Canon Marketing Japan MIRAI Fund、ユナイテッドに加え、既存投資家のSTRIVE、MPower Partnersを引受先とする第三者割当増資および金融機関からの融資により、総額8億円の資金調達を実施。これにより累計資金調達額は、国内のペットテック・スタートアップとして最大となる30億円となったと伝えた。

 今後は、「Catlog」の日本およびグローバル展開をさらに加速するとともに、「Catlog」の犬専用版サービスの日米同時リリースを目指すという。

 同社の伊豫愉芸子代表は「私たちは新たなステージへの挑戦を決意いたしました。これまでに培った技術や知見を活用し、猫様だけでなく、世界中の『大切な家族』である他の動物たちにも貢献する未来を実現していきたいと考えています」と決意を語り、「今後は、『世界中の動物家族と飼い主が、1秒でも長く一緒にいられる社会を実現する。』という大きな目標のもと、今回のCatlogの犬専用版サービスの日米同時展開というさらなる挑戦を、三井物産グループのMoonという力強いパートナーとともに実現していくことを、私自身も非常に楽しみにしております」とコメントしている。

 さらに、日米同時リリースに向けて開発を進めるにあたり、専用のデバイス付き首輪を装着して普段通りに暮らすだけで行える「データフィードバック」に協力できるワンちゃんと飼い主の募集もスタート。同プロジェクトの最新情報やワンちゃんと共に進める開発の裏側は新たに開設した「Catlogの犬専用版 準備室」Xアカウント(@Catlog4Dogs)で伝えていくという。

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